A.1.2.3 特殊リレー(メモリリンク方式)

特殊リレーの構成

メモリリンク方式

アドレス

内容

2032

共通リレー情報

2033

ベース画面情報

2034

予約

2035

1秒バイナリカウンタ

2036

表示スキャンタイム

2037

予約

2038

表示スキャンカウンタ

2039

予約

2040

2041

2042

2043

2044

2045

2046

2047

各アドレスの詳細 - 特殊リレー

ビット0

予約

ビット1

画面(ベース、ウィンドウ)切り替えから部品処理が完了するまでの間ONになります。

ビット2

予約

ビット3

電源投入直後の初期画面を表示している間ONになります。

ビット4

常時ONになっています。

ビット5

常時OFFになっています。

ビット6

バックアップメモリ(SRAM)のデータが消えたときにONします。(バックアップメモリ(SRAM)搭載の表示器のみ)

ビット7

Dスクリプト使用時、BCDエラーが発生するとONになります。

ビット8

Dスクリプト使用時、ゼロ割算エラーが発生するとONになります。

ビット9

ファイリングデータでバックアップメモリ(SRAM)に転送できなかった場合にONします。

ビット10

ファイリングデータのコントロールワードアドレスによる転送で、PLC→SRAMの転送ができなかった場合にONします。また、特殊データ表示器(ファイリング)によるPLC間の転送で、転送完了ビットアドレスありの場合のみ、PLC→内部デバイス、PLC→ SRAMの転送ができなかった場合にONします。

ビット11

ファイリングデータで特殊データ表示器(ファイリング)によるSRAM←→内部デバイス間の転送中の間ONになります。

ビット12

Dスクリプト使用時、memcpy()、アドレスオフセット指定の読み出しで通信エラーが発生するとONになります。正常にデータ読み出しが終了するとOFFになります。

ビット13

[システム設定]の[スクリプト設定]で[Dスクリプト/グローバルDスクリプト]を設定していないプロジェクトで、Dスクリプト/グローバルDスクリプトの[SIOポート操作]のラベル設定(送信関数、受信関数、コントロール、ステータスの読み出し、受信データ数の読み出し)を実行するとONします。

ビット14

[システム設定]の[スクリプト設定]で[Dスクリプト/グローバルDスクリプト]を設定しているプロジェクトで、拡張スクリプト専用の[文字列操作]関数などを実行するとONします。また、[システム設定]の[スクリプト設定]で[拡張スクリプト]を設定しているプロジェクトで、Dスクリプト/グローバルDスクリプト用[SIOポート操作]の送受信(IO_WRITE、IO_READ)を実行してもONになります。

ビット15

予約

ビット0

予約

ビット1

ベース画面切り替えから、部品処理が完了するまでの間ONになります。

ビット2~15

予約

予約アドレスの値は不定です。使用しないでください。

電源投入直後より1秒ごとにカウントアップします。データはBin形式です。

表示画面に設定されている部品の1つめの処理開始から、最後の部品の処理終了までの時間です。データはBin形式で単位はmsで格納されます。データは対象部品の前処理が完了した時点で更新されます。データの初期値は0です。
±10msの誤差があります。

表示画面に設定されている部品処理がひととおり完了するごとにカウントアップされます。データはBin形式です。