可視アニメーション設定時のオブジェクトの動きについてご説明します。
オブジェクトが非表示の場合
非表示のオブジェクトが配置されている領域をタッチしても、設定している機能は実行されません。ただし常時読込などの値の取得処理は行われています。
オブジェクトを表示から非表示にした場合
オブジェクトにタッチしている間にそのオブジェクトが非表示になった場合、設定された機能は実行されません。
インターロック実行中でも、設定しておいたトリガが有効になると可視アニメーションが実行されます。
セキュリティが設定されたオブジェクトにタッチしている間にそのオブジェクトが非表示になった場合も、パスワード入力画面は表示されます。セキュリティ解除のためのパスワードを入力すると、そのオブジェクトは非表示になりますが、オブジェクトに設定された機能は実行されます。
[ONディレイ]や[OFFディレイ]を設定したスイッチをディレイ動作中に非表示にした場合、ディレイ状態は解除され、スイッチに設定した機能は動作しません。[2度押し]を設定したスイッチではディレイ状態は維持され、スイッチは動作します。
ビットON時に入力許可を設定しているデータ表示器で、入力許可ビットがON状態で非表示になると、非表示中もON状態を保持するため再表示と同時に入力可能状態になります。非表示中の入力は行えません。
ブザー鳴動中にスイッチ部品が非表示になった場合、ブザー音は止まります。
ウィンドウ表示中にウィンドウ表示用スイッチが非表示になっても、ウィンドウは非表示になりません。
アラームのサブ画面表示中にアラーム部品が非表示になっても、サブ画面は非表示になりません。
アラームのフリーズモード中にアラーム部品が非表示になっても、フリーズモードは解除できません。
過去データ表示モード中にヒストリカルトレンドグラフが非表示になった場合、過去データ表示モードは解除できません。
オブジェクトを非表示から表示にした場合
非表示のオブジェクトが配置された領域をタッチしている間にオブジェクトが表示された場合、タッチをし直さないと動作は実行されません。
非表示から表示に切り替えたとき、以下の例外を除き非表示になる前の状態で再表示されます。
アラーム部品が非表示中にカーソルを移動させた場合、次回はカーソルが移動した状態で表示されます。
セレクタリストのリスト表示中に非表示にした場合、次回はリスト表示していない状態で表示されます。
文字列表示器が非表示中にモニタワードアドレスの値が変更された場合、再び表示状態になったときに表示器の更新を行います。
文字列表示器で[表示更新条件]を[ビットON]に設定していて、文字列表示器が非表示中に文字列が更新された場合、非表示状態のまま文字列を更新します。