20.12.3.1 テキストアラーム部品 - 基本設定

テキストに登録したアラームメッセージを表示する設定を行います。

監視ワードアドレス

監視ビットの先頭アドレスをワード単位で設定します。監視ワードアドレスを設定すると、表示するテキストの各行に監視ビットが1つずつ自動的に割り付けられます。

監視ワード数

監視ビットが何ワードにわたって割り付けられているかを1~32で設定します。テキストに入力した行数に応じて設定してください。

デバイスアドレスが32ビットの場合、1アドレスで2ワードとなります。

フォント設定

表示するアラームメッセージのフォントを設定します。

フォントタイプ

フォントのタイプを[標準フォント]、[ストロークフォント]、[イメージフォント]から選択します。

標準フォント/ストロークフォント

  • 標準フォント

ビットマップフォントで、文字の縦横の比率を倍率指定できます。文字を拡大/縮小すると輪郭が粗くなったりつぶれる場合があります。

  • ストロークフォント

文字の縦横の比率が固定されているアウトラインフォント(線の組み合わせで定義されたフォント)です。文字を拡大/縮小しても綺麗な輪郭で表示できますが、容量が大きいため表示器の負担になる場合があります。

フォントサイズ

文字サイズを設定します。フォントタイプにより設定範囲が異なります。

サイズ

  • 標準フォント

[8x8]~[64x128]まで、横x縦を8ドット単位で指定します。

  • ストロークフォント

6~127

[文字サイズ自動調整]にチェックを入れた場合は、[最大サイズ]と[最小サイズ]の設定ができます。

固定サイズ

[標準フォント]選択時のみ選択可能で、「6x10ドット」「8x13ドット」「13x23ドット」から指定します。半角英数字のみ表示できます。

「6x10ドット」を選択した場合、[文字飾り]の[太字]は選択できません。

イメージフォント

Windowsフォントがビットマップデータに変換され表示器に表示されます。

フォント選択

使用するフォントを選択し、[スタイル]、[サイズ]、[文字セット]を設定します。選択したフォントにより、設定できる[スタイル]、[サイズ]、[文字セット]は異なります。

  • プロポーショナルフォントは選択できません。

  • 共通設定[テキスト登録]で[複数言語入力]が設定されていない場合は、テキスト表示で使用するイメージフォントの文字は自動的に文字登録されます。登録された内容は、[イメージフォント設定]ダイアログボックスの[使用文字]で確認できます。

  • [複数言語入力]が設定されている場合は、テーブルごとに使用するフォントを設定します。[フォント設定]ダイアログボックスが開きますので、それぞれのテーブルのをクリックして[フォント名]、[スタイル]、[サイズ]、[文字セット]を設定します。

罫線表示

テキストアラーム部品の罫線を[罫線無し]、[外枠]、[外枠+横罫線]から選択します。

テキスト番号

表示するテキスト番号を設定します。

定数/アドレス

表示するテキスト番号の指定方法を[定数]、[アドレス]から選択します。

テキスト番号を固定の数値を書き込んで指定します。(直接指定)

テキスト番号を格納するアドレスを指定します。(間接指定)

テキスト画面番号

テキスト番号を1~8999で設定します。

表示開始行

発報しているアラームのうち、何行めから表示させるかを1~512行で設定します。

表示行数

1画面に最高何行のアラームメッセージを表示するかを1~50行で設定します。

表示文字数

1行に表示させるアラームメッセージの最大文字数を半角1~100文字で設定します。

空白行表示

テキストに空白行がある場合、空白行をアラームメッセージとして表示するかどうかを設定します。

スクロール機能

スクロール機能を使用するかどうかを設定します。

スクロール機能を使用しない場合、カーソル移動用のスイッチをタッチしても表示エリア外のメッセージにはスクロールされず、カーソル表示が消えます。