テキストアラーム部品はベース画面に1つにつき、1個のみ設定できます。1つの画面に複数表示したい場合は、テキストアラーム部品を配置したウィンドウ画面で表示してください。
1行の最大表示文字数は表示器の機種および文字サイズの設定によって決まります。
イメージフォントを使用している場合は、テキストアラーム部品に表示しきれない文字は途切れます。
共通設定[テキスト登録]で[複数言語入力]を有効にし、テーブルごとにイメージフォントの設定を変えている場合は、[表示文字数]で設定した文字数に限らず、表示できる文字までを表示します。
ご使用のOSにイメージフォントで選択したフォントがない場合(例えばOSからフォントを削除した場合など)は、テキストアラーム部品をドラッグでサイズ変更したり、スタイルなどの設定を変更することができません。編集するには使用するフォントを変更するか、フォントを再インストールしてください。
設定された表示エリアに収まりきらない長さのアラームメッセージがあった場合、あふれた部分は表示されませんのでご注意ください。
メッセージに表示不可能な文字が含まれていた場合、そのメッセージは表示されません。
テキストアラーム部品に表示するテキスト番号を運転中に切り替えると、表示中のカーソルやサブ表示は消去されます。
一度に多数のアラームが発生する場合、複数画面にテキストアラーム部品を配置して[表示開始行]を次のように指定すると、画面を切り替えることで多数のアラームメッセージを表示できます。
1画面め : 開始行(通常は「1」)
2画面め : 1画面当たりの表示行数 + 開始行
n画面め : 1画面当たりの表示行数 x (n-1) + 開始行
サブ表示として扱うベース画面番号またはテキスト番号は、アラームメッセージを登録したテキストの行の順番と揃え、連続した番号で作成してください。
サブ表示で使用するベース画面やテキストは(監視ワード数x16)+1の画面数を使用します。これらの画面は他の用途には使用できません。
サブ表示中にカーソルが消去された場合(カーソルを表示エリア外に移動したり「終了」スイッチをタッチした場合など)、サブ表示も消去されます。
指定した[先頭画面番号]+(監視ワード数x16)が、サブ表示を消去するための消去用ベース画面番号または消去用テキスト番号となります。
例えば先頭画面番号が「100」、監視ワード数が「1」の場合、画面番号100~115がサブ表示用画面、画面番号116が消去用画面となります。
メッセージ表示器[テキスト表示]を使用してサブ表示している場合、消去用テキストを用意していなかった場合は、メッセージ表示器で設定した[クリアカラー]で消去されます。
サブ表示をしたまま画面切り替えを行った場合、サブ画面は消去されます。表示器はサブ表示用の図形表示器[ステート表示]、メッセージ表示器[テキスト表示]、ウィンドウ部品の指定ワードアドレスに「0」を書き込みます。
サブ表示する[先頭画面番号]を[アドレス]で設定している場合、サブ表示している状態で先頭画面番号を変更しないでください。サブ表示中はデータを変更しても切り替わりません。
サブ表示の際、通信に時間のかかることがあります。