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 AVE命令変換について

パターンA
変数モードを使用している場合、コンバートすると命令の設定項目が変更されます。
またAVE命令に割り付けた変数タイプが異なる場合、EXでは1つの命令に異なるタイプの変数を割り付けることができないため、変数タイプを合わせるための変換命令を追加してコンバートします。

コンバート前


変数
変数タイプ
整数配列_a
整数配列型
整数_b
整数型
整数_c
整数型
実数_d
実数型
コンバート後
1. 整数配列変数"整数配列_a"と要素番号を指定する"整数_b"を組み合わせて、"整数配列_a[整数_b]"を割り付けます。
2. 配列の個数を指定する"整数_c"を指定します。
3. "整数配列_a"の要素番号"整数_b"から"整数_c"個分の平均を"Int32TmpTran(0)"に格納します。
4. "Int32TmpTran(0)"にコピーした整数データを実数データに変換し、実数変数"実数_d"にコピーする命令ができます。



パターンB
変数モードを使用している場合、コンバートすると命令の設定項目が変更されます。
またAVE命令に割り付けた変数のビット長が異なる場合、EXでは1つの命令内に異なるビット長の変数を割り付けることができないため、ビット長を合わせるための変換命令を追加してコンバートします。

コンバート前


変数
変数タイプ
整数配列_a
整数配列型
整数_b.B[0]
整数型( バイト指定 )
整数_c.B[0]
整数型( バイト指定 )
実数_d
実数型
コンバート後
1. "整数_b.B[0]"のデータを、整数変数"Int08TmpTran(0)"の下位8ビット"Int08TmpTran(0).B[0]"にコピーする命令ができます。
2. "整数_c.B[0]"のデータを、整数変数"Int08TmpTran(1)"の下位8ビット"Int08TmpTran(1).B[0]"にコピーする命令ができます。
3. "整数配列_a"の要素番号"Int08TmpTran(0)"から"Int08TmpTran(1)"個分の平均を"Int32TmpTran(0)"に格納します。
4. "Int32TmpTran(0)"にコピーした整数データを実数データに変換し、実数変数"実数_d"にコピーする命令ができます。



パターンC
固定変数モードを使用している場合、GP-Pro EX ではデバイス名が変更できないため、予め定義付けされたデバイス名に変換します。

コンバート前


変数
変数タイプ
整数配列_a
整数配列型
整数_b.B[0]
整数型( バイト指定 )
整数_c.B[0]
整数型( バイト指定 )
整数_d.B[0]
整数型( バイト指定 )
コンバート後
1. 入力先、要素数のDデバイスは固定で、出力先はDデバイスのテンポラリ領域に格納します。
2. Dデバイスのテンポラリ領域に格納した整数データを、RデバイスまたはFデバイスに変換する命令ができます( プロジェクトコンバータのGLC変数変換設定により型変換の命令が異なります )。



MEMO
整数変数"Int08TmpTran(0)"、"Int08TmpTran(1)"、"Int32TmpTran(0)"はコンバート時に自動で作成します。


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