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GP-Pro EXではLS・LSS変数(LSエリアリフレッシュ)がなくなり、アドレスを直接指定できるようになりました。
GP-PRO/PB3 C-Packageで使用していたLS・LSS変数は、それに対応するLSエリアに置き換わります。
ただし、BMOV・FMOV(GP-Pro EX では BLMV・FLMV)などの命令にLS・LSS変数を配列で使用している場合は、正しく変換されません。以下の対処方法をご覧ください。
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変換例 |
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・LSS[0].X[3]
(特殊リレーLS2032の3ビット目)
・LS[8]
(システムデータエリア8ワード目)
・BMOV命令にLS変数を使用
上記のように設定している場合 |

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・LSS[0].X[3] → LS203203
・LS[8] → LS0008
・BMOV(BLMV) → 設定内容が一部消える
上記のように置き換わります。 |

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対処方法1: MOV 命令へ置き換える |
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※
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LS配列変数が200ワード以上または、ロジックプログラムエリアに1000Stepの空きがない場合は対処方法2へお進みください。
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BMOV命令でブロックコピーしているLS配列変数のうち、コピーしたいアドレスのみをMOV命令で置き換えます。この方法は、コピー点数が少ない場合に有効です。
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GP-PRO/PB3 C-Packageで
LS変数の16ワード目から4ワードをDATA変数の0〜3ワードへコピーするBMOV命令を設定している場合は |
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MOV命令を4つ使用して、LS0016〜LS0019までを一つずつコピーしてください。 |
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対処方法2: Dスクリプトを使用する |
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※
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配列数とDスクリプト内の個数を表す部分(太字で記載)については、お客様が使用している点数に変更してください。
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アドレスとLS変数間で読み込み/書き込みを行っている場合 |
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変数名 |
配列数 |
型 |
使用方法 |
Temp_Address |
276 |
整数変数 |
前回値を保持する |
LS |
276 |
整数変数 |
ロジックで使用する |
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Dスクリプト |
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■ |
アドレスからLS変数へ書き込みのみ行っている場合 |
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変数名 |
配列数 |
型 |
使用方法 |
LS |
276 |
整数変数 |
ロジックで使用する |
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Dスクリプト |
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■ |
LS変数からアドレスへ書き込みのみ行っている場合 |
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変数名 |
配列数 |
型 |
使用方法 |
LS |
276 |
整数変数 |
ロジックで使用する |
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Dスクリプト |
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