• 2接続機器の互換性を知ろう!
  • 3ソフトウェアの互換性を知ろう!
  • 4置き換え手順を知ろう!
 
 PID命令の相違点

PID命令のコントロールブロック変数はPID変数に変換されます。配列部分が固有の名前に置き換わりますが、機能に変更はありません。

PID 命令のコンバート
GP-PRO/PB3 C-Package 上でPID命令を使用しコントロールブロック変数を設定した場合、



GP-Pro EX では、PID 変数としてシンボル変数設定に登録されます。
またPID命令のコントロールブロックに割り付けられている整数配列を他のロジック部分で使用している場合、コンバート後にPID変数がそのまま割り付けられます。





GP-PRO/PB3 C-Package の要素番号に対応する PID 変数は下記の通りです。
GP-PRO/PB3 C-Package
の配列( 要素番号 )
GP-Pro EX
の PID 変数
詳細
Temperature[0].X[1] Temperature.Q PID命令処理の完了フラグ
Temperature[0].X[2] Temperature.PF PID処理無効範囲フラグ
Temperature[0].X[3] Temperature.TO 出力値の上限オーバー
Temperature[0].X[4] Temperature.UO 出力値の下減オーバー
Temperature[0].X[5] Temperature.IF 積分範囲設定
Temperature[1] Temperature.KP 比例係数
Temperature[2] Temperature.TR 1回あたりの積分回数
Temperature[3] Temperature.TD 1回あたりの微分時間
Temperature[4] Temperature.PA 処理無効範囲
Temperature[5] Temperature.BA バイアス ( オフセット )
Temperature[6] Temperature.ST サンプリング時間

注意
PID変数の0番目要素の1〜5ビット目以外を指定していた場合は、コンバート後、オペランドに割りついている変数は「?」になります。

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