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 プロジェクトで使用している変数"LS"、"LSS"の値が、正しく表示されない場合があります。

プロジェクトをコンバートした際、画面上(Dスクリプト含む)で変数"LS"、"LSS"をデータ形式"32ビット"で使用している場合、指定アドレスと指定アドレス+1のデータが参照されてしまいます。

例)
画面上で変数"LS<100>"を使用しているプロジェクトをコンバートした際、データ表示器のデータ形式が32ビットでLS<100>へ"1"を書き込むと"65536"と表示されます。



上記現象が発生するデータ表示器の設定


MEMO
接続機器がメモリリンク以外の場合には[#INTERNAL]LS0100となり同様の現象が発生します。
回避方法
プロジェクトのコンバート後にデータ表示器のデータ形式を16ビットへ変更することで回避可能です。尚、Dスクリプトでは実行式の確認が必要です。
画面設定
データ表示器の"基本設定"タブにてデータ形式を16 ヒ ゛ ッ トに変更して下さい。


MEMO
Dスクリプト等の他の機能でも同様にデータ形式を16ビットに変更することで回避可能です。
Dスクリプト

Dスクリプトでデータ形式を16ビットに変更した場合には実行式の確認を行ってください。該当するDスクリプトで扱われるデータ長を16ビットに変更する為、実行式の各アドレスもすべて32ビットから16ビットへ変更します。

この際に32ビットで扱うべきアドレスが含まれる場合には32ビット対応処理としてユーザ定義関数を作成し対応する事で回避可能です。


例)接続機器がメモリリンクでデータを以下のように扱う場合の回避方法。

[#MEMLINK]1000 : 16ビット
[#MEMLINK]1001 : 32ビット([#MEMLINK]1001と[#MEMLINK]1002を使用します)
[#MEMLINK]1003 : 32ビット([#MEMLINK]1003と[#MEMLINK]1004を使用します)


MEMO
問題が発生するバージョンは以下の通りです。
エディタ
: GP-Pro EX V1.10.000以降
ランタイム

: V1.2.0以降



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