GP510シリーズの置き換えおすすめ機種と注意点



GP2500、2600シリーズがオススメです!


おすすめ機種の仕様
  GP-2500T GP-2501T GP-2501S GP-2600T GP-2601T
表示分解能 640×480 ドット 800×600 ドット
開口寸法 302×228mm (GP510と互換)
表示液晶の種類 TFTカラー TFTカラー STNカラー TFTカラー TFTカラー
メモリ容量 4MB 2MB 2MB 4MB 4MB
イーサネットポート × × ×
CFカードスロット
対応作画ソフト
バージョン
GP-PRO/PBIII
(Win)
V5.0以上
C-Package01
V6.0以上
C-Package01
V6.0以上
GP-PRO/PBIII
(Win)
V5.0以上
C-Package02
(SP1)
V6.2以上



GP510シリーズ→GP2000シリーズへ置き換える際の注意点
以下に代表的な注意点を紹介します。
   ●テンキー入力について
  N699タグ
GP-PRO/PBVにはN699タグがありません。N699タグが画面上に配置されていると、変換したデータは正常に動作しません。変換する前にN699タグを削除しておいてください。
  Kタグ
Kタグは変換するとすべて画面の中央に重なって配置されます。変換後、配置しなおしてください。
  Nタグ
GP10シリーズではKタグに数値を表示する機能がなかったため、画面上のテンキーを使って設定値入力する場合、Nタグを設定して表示を行っていました。GP-PRO/PBVC-PackageではKタグ自体に表示機能があるため、Nタグ設定は不要となりますので、Nタグを削除してKタグに置き換えてください。
  システムデータエリア+6、+7
GP*10シリーズではN699タグのテンキー入力やKタグでシステムデータエリアの+6、+7を使用していましたが、GP2000シリーズでは+6、+7は別の用途で使用しています。Kタグの再配置とあわせて、PLCアドレスを直接指定するなどの修正が必要となります。
   ●32ビット(2ワード)データの注意点
  32ビットデータのアドレスの上位/下位の関係が、PLCなどの接続機器の機種によってGP*10シリーズとGP2000シリーズとで異なる場合があります。そのため、PLC側のラダープログラムの修正が必要になる場合がありますので、ご注意ください。
   ●カラー設定について
  カラーの設定が「黒+ブリンク」の場合、変換をすると「白+ブリンク」に変更されます。変換後、カラーを再設定してください。
   ●描画のずれ、塗り込み漏れについて
  円弧、扇形の描画アルゴリズムの違いにより、描画にズレが発生したり、塗り込み漏れが発生する場合があります。その場合は変換後のデータ修正・補正が必要となります。
   ●漢字フォントについて
  GP本体で表示する漢字フォントがGPシリーズによって異なります。
   ●接続機器について
  変換できるGP-*10 の接続機器は以下のとおりです。
  メモリto メモリ
  シャープ株式会社製 JW シリーズ
  横河電機株式会社製FA500
  富士電機株式会社製MICREX-F シリーズ
  豊田工機株式会社 TOYOPUCシリーズ、株式会社安川電機Memocon-SC GL シリーズ
  株式会社日立製作所HIDIC S10 αシリーズ/HIZAC H シリーズ
  株式会社東芝PROSEC シリーズ
  松下電工株式会社 MEWNET-FPシリーズ
  三菱電機株式会社 MELSEC AnN シリーズ/AnA シリーズ/F シリーズ/FX シリーズ
  光洋電子工業株式会社 KOSTACシリーズ
  オムロン株式会社 SYSMAC C シリーズ/CV シリーズ
  ただし、豊田工機株式会社TOYOPUC PC1、株式会社安川電機Memocon-SC GL20、および株式会社東芝PROSEC EX2000 以外のEX シリーズは、変換先に別の接続機器を選択してください。
   ●その他
  画面データ変換後は初期設定内容、デバイスアドレス、各画面設定内容を必ず確認してください。


注意点についての詳細は、こちらをご覧ください。
 
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