メンテコール
無線通信システムの決定版!!
トラブルの未然防止に向かって一歩前進

メンテコールの特長と用途例
あらゆる設備の保管管理、稼働状況、監視用として
簡単、ローコストのメンテコールがお応えします。


1.特定小電力タイプで広い通信範囲!
2.最大768点の情報管理が可能!
3.中間送信機で、通信エリア拡大!
4.ポケットサイズの携帯用受信機がブザー音、バイブレーター、液晶表示でメッセージを連絡!
5.携帯受信機は受信したい送信機のみを任意に設定可能!
6.出力付受信機からの出力データを利用!
7.ラインのレイアウト変更が容易にできる安価、簡単システム!
8.専用ソフトを使えば簡単に稼働状況管理や異常管理ができる!!
9.アイデア次第で、様々な用途に!

メンテコールの信号識別の仕組み
送信機毎に、各送信機専用の番号(IDコード)をキーコード設置スイッチ(本体内蔵ディップスイッチ)によって設定し、このコードにより送信機周波数を変化させます(FM変調)。受信機はこの変化を認識して元のコードに戻す(復調)事で送信機番号を識別します。

ノイズやほかの電波によるメンテコールの誤動作防止策
IDコードによるデジタル通信方式で、さらに、比較的ノイズによる影響の少ない、周波数変化によるFM変調伝送方式を採用しています。そのほかにも独自の設計によって信頼性のアップを図っています。

メンテコールによる、他の設備機器への電波障害
メンテコールは、電波法の規制対象品であり、検定を受けて出荷しています。このため、スプリアス発射の許容値内であり、また、副次的に発生する電波などの限界値内となっています。


特定小電力タイプで広い通信範囲
送信機(MCT-201)は技術適合検査を受けており、免許や申請が不要です。通信範囲は携帯受信機(MCR-201M)の場合、屋内半径100m、屋外半径200m、出力受信機(MCR-203)の場合、屋内で約200mを実現しています。1つの工場を十分にカバーでき、見えない場所にある設備の異常も確実にキャッチできます。工程管理改革に無線通信システムをお考えのあなたにお勧めです。
 
通信範囲はご使用いただく環境により変わります。

(最大64台×4詳細情報)×3チャンネル=最大768点の情報管理
送信機(MCT−201)は、1チャンネル(周波数)あたり最大64台まで設置でき、送信機1台毎に4つの詳細情報識別信号(最大256点)を送信できます。しかも3チャンネル(周波数)の切替ができますので、同一エリア内で3つの設備グループが混信なく一括管理できます。また携帯受信機(MCR−201M)は、特定の送信機番号のみを受信するように設定できますので、同一チャンネル内でさらに複数のグループ分けもできます。

同一のエリア内に3種類の設備グループがある場合も・・・
各グループ混信することなく一括管理が可能!!
成形機グループ1
(送信機1チャンネル)
成形機グループ2
(送信機2チャンネル)
成形機1号機 成形機2号機 成形機3号機
成形機4号機 成形機5号機  
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・計64台
成形機1号機 成形機2号機 成形機3号機
成形機4号機 成形機5号機  
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・計64台
成形機グループ3
(送信機3チャンネル)
成形機1号機 成形機2号機 成形機3号機
成形機4号機 成形機5号機  
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・計64台

送信機からはこんな情報が送られます。



・号機番号:
・詳細情報: B、C
「詳細情報」について
表示 表示が表す内容(例)
「A」 成形数完了
「B」 材料切れ
「C」 製品取り出し不完全
「D」 その他の停止記号

1号機に「材料切れ」、「製品取り出し不完全」の異常が発生!!

中間送信機で、通信エリア拡大。
送信機(MCT-201)を設置したいが、通信エリア外になってしまう場合に、中間送信機(MCT-201R24)を通信エリア内に設置します。このことにより、通信エリア外に設置した送信機(MCT-201)の送信データを、中間送信機(MCT-201R24)の送信データに取り込み携帯受信機(MCR-201M)に送信するので、通信エリアを拡大できます。
 
中間送信機(MCT-201R24)の通信エリアは屋内半径約100mです。
通信エリアはご使用いただく環境条件により異なります。
中間送信機は、拡大したいエリア内で一番小さい号機番号に設定してください。
MCT-201R24は、1台のみで使用してください。
伝達できる情報量に制限がありますので、ご使用にあたっては事前にご相談ください。

ポケットサイズの携帯受信機がブザー音、バイブレーター、液晶表示でメッセージを連絡。
●液晶表示部 表示例

「詳細情報」について
表示 表示が表す内容(例)
「A」 成形数完了
「B」 材料切れ
「C」 製品取り出し不完全
「D」 その他の停止記号

携帯受信機 MCR−201M
同一エリア内でライン等の設備グループ別に、3種類のチャンネル(周波数)を切り替えることにより、1チャンネルあたり64台までの送信機を他のグループの送信機と混信することなく受信できます。
携帯受信機は受信したい送信機(号機)のみを任意に設定できます。

1号機  2号機 3号機 4号機
・・・・・・・・・
63号機  64号機
※送信機
 1チャンネル



  担当ごとに受信する記号番号が設定できます。
成形機1号から、B(材料切れ)とC(製品取り出し不完全)の詳細情報信号が送信されると、液晶ディスプレイのメイン表示エリアに受信した受信機番号(01)と詳細情報(BとC)が表示されブザーが鳴ります。 成形機3号機を受信するとメイン表示エリアに表示され、その後4号機を受信すると3号機はサブ表示エリアに移り、メイン表示エリアには4号機が表示されます。 63号機・64号機担当者の携帯受信機には、63号機・64号機以外の信号は受信しません。

「詳細情報」について
表示 表示が表す内容(例)
「A」 成形数完了
「B」 材料切れ
「C」 製品取り出し不完全
「D」 その他の停止記号

出力付受信機からの出力データを利用
パソコンでの集中管理システムや、プログラマブルコントローラを使用して、音声報知や文字表示器、アンドンへの出力などに対応できます。また、モデムによって一般電話回線で直接データを伝送できる為、無人設備のローコストな遠隔監視にも利用できます。

ラインのレイアウト変更が容易にできる安価、簡易システム。
送信機、受信機各1台からシステムを構成できますので、初期設置から、増設まで予算に応じて可能です。また設置工事はどなたにもできるように設計されていますので、工事費はほとんどかからず、レイアウトの変更も容易に行えます。
 
送信機(MCT-201)、中間送信機(MCT-201R24)、は約2m、出力受信機(MCR-203)には、約1.5mのコネクタ付き接続ケーブルや取付ネジ等が付属しています。

稼働状況管理や異常監視用の専用ソフトが用意されています。
本ソフトウェアは「Windows95、98」対応のメンテコール専用ソフトです。送信機から受信した設備の稼働、異常などを発生時刻、復旧時刻などの項目別に集計して「Microsoft Excel」などの表計算ソフトのデータとして扱うことができます。

アイデア次第で、様々な用途に!
たとえば「社内で特定の人物を呼び出したい」「別室の試験機の様子を知りたい」など、メンテコールはその無線機能を生かして、様々な用途にお使いいただけます。

本ページに掲載の社名・商品名は、各社の登録商標です。
安全に関するご注意
本商品は日本国内でご使用いただくことを前提に製造、販売しております。
日本国外での修理、保守サービスなどの対応はできませんのでご了承ください。

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