プレスリリース

GP2000シリーズに新機種
業界初!7型VGA高輝度TFTカラーLCD搭載プログラマブルIT表示器発売

掲載日:2000/09/19

概要

株式会社デジタル*1は、製造業を取り巻くIT(インフォメーション・テクノロジー)化に対応できる機能を加えた「プログラマブルIT表示器GP2000シリーズ」のラインアップ*2に、画面サイズ7型TFTカラーLCDタイプを搭載した「GP-2400T」1機種を9月19日より発売する。

■「GP-2400T」は、中型サイズ7型VGA高輝度TFTカラーLCDタイプを搭載し、イーサネットをはじめCFカード対応などIT化に対応できる様々な通信インターフェイスを標準装備したオールインワン化を業界で初めて実現している。
生産現場では「中型タイプの表示器では画面が小さい」「小さいスペースで多くの情報を表示したい」などISOで求められる履歴監理や工場のラインなどを止めないための予防保全が浸透してきている。そうした中、各工程での稼動状態の管理が必要になってきており、省スペースでも多くの情報が見える環境が切望されてきている。「GP-2400T」は、VGA(解像度640×480ドット)方式採用により従来の中型表示器(当社中型表示器と比較)に比べて表示面積は約2倍の画面表示と4倍の解像度で、省スペースでも多くの情報表示が高品位(高輝度TFTカラーLCD搭載)で可能になる。
また、IT化への急速なニーズに対応できるよう、イーサネットをはじめCFカード対応など様々な通信インターフェイスを標準装備している。IT化により生産現場からの多くの情報を管理するため、生産管理・品質管理・設備管理といった管理系部門と、生産現場とでネットワーク化しリアルタイムな情報伝達が必要とされてきている。そこで「GP-2400T」を使用することで、現場情報を管理するパソコンにイーサネットで接続し、生産ライン状況・不適合品の発生状況・装置の状況などの情報を、管理系部門でリアルタイムに状況把握や履歴管理を行うことができる。生産現場への指示もパソコンから生産現場の「GP-2400T」やPLCにリアルタイムに伝達することもできる。これにより管理系部門では今の状況をリアルタイムに把握でき、生産計画の変更や装置の停止時間短縮への対策が迅速にでき作業の効率化を図ることができる。

■将来的には、生産現場で表示されている情報をWebにして伝達する機能(現在開発中)により、遠隔監視、リモートメンテナンスといったリモートエンジニアリングの実現を予定している。

■7型TFTカラーLCDタイプ「GP-2400T」の主な特長

  1. プログラマブル表示器で業界初のイーサネットインターフェイスを標準装備。PLCやバーコードリーダとパソコンを同時に接続可能。
  2. CFカード・サウンド(音声)インターフェイス標準装備。
    イーサネットインターフェイスだけでなく、CFカードでは、装置メンテナンス時のデータ変更に素早く対応し、サウンドインターフェイスでは、音声による異常状況の伝達を実現している。
  3. 解像度
    VGA(640×480ドット)方式を採用しており、従来の中型表示器の4倍の解像度(当社中型表示器と比較)を実現。また、大型VGAタイプ機種(GP-2500T、GP-577RT他)の画面データがそのまま使用でき、即導入することができる。
  1. 本社:大阪市住之江区南港東8-2-52 社長:和田恵三 資本金:27億6,209万8千円 TEL:06-6613-1101(代)
  2. 「プログラマブルIT表示器GP2000シリーズ」ラインアップ 10型(TFTカラーLCD、VGAタイプ)、12型(TFTカラーLCD、SVGAタイプ)を用意。10型・12型ともに外形寸法は薄型(58mm)、コンパクトな同一サイズ。

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