GP-Pro EX 機器接続マニュアル

(株)安川電機

GP-Pro EXでサポートしている(株)安川電機の接続機器と、対応ドライバの一覧を示します。

表示器との接続の詳細については、下表のドライバ名をクリックし、各ドライバのマニュアルを参照してください。

GP-Pro EXのパススルー機能を使用する場合は「パ ススルー機能動作 環境」をご確認の上、「パ ススルー機能ガイド」を参照して ください。

MEMOBUSドライバ(MEMOBUS SIOドライバ/MEMOBUSイーサネットドライバ)とMPシリーズ(拡張)ドライバ(MPシリーズSIO(拡張)ドライバ/MPシリーズイーサネット (拡張)ドライバ)の違いは「MPシリーズ(拡張)ドライバについて」 を参照してください。

シリアル接続

シリーズ

CPU

リンク I/F

ドライバ

Control Pack

CP-9200SH

CP217IF (CN1, CN2, CN3)

MEMOBUS SIO

CP-9200

CP-9200H

CPUユニット上のPORT

MP900

MP920

CPUユニット (PORT1, PORT2)

CP217IF (CN1, CN2, CN3)

MEMOBUS SIO

MP930

CPUユニット (PORT1, PORT2)

MP940

CPUユニット (PORT1, PORT2)

MP2000

MP2300

MP2200

CP217IF-01上のシリアルポート

CP218IF-01上のシリアルポート

CP260IF-01上のシリアルポート

CP261IF-01上のシリアルポート

MEMOBUS SIO

MPシリーズSIO(拡張)

参照:MP シリーズ(拡張)ドライバについて

MEMOCON GL

GL120

CPU10ユニット上のMEMOBUSポート1、2

CPU20ユニット上のMEMOBUSポート

CPU21ユニット上のMEMOBUSポート

JAMSC-120NOM26100

JAMSC-120NOM27100

MEMOBUS SIO

GL130

CPU30ユニット上のMEMOBUSポート

CPU35ユニット上のMEMOBUSポート

JAMSC-120NOM26100

JAMSC-120NOM27100

MEMOCON SC

U84,84J

JAMSC-C8110

MEMOBUS SIO

U84S

JAMSC-C8610

GL40S

JAMSC-IF61

JAMSC-IF41A

GL60H

GL70H

JAMSC-IF60

JAMSC-IF61

GL60S

JAMSC-IF60

JAMSC-IF61

JAMSC-IF612

MEMOCON Micro

Micro

CPUユニット上のPORT

MEMOBUS SIO


イーサネット接続

シリーズ

CPU

リンク I/F

ドライバ

MP900

MP920

218IF上のチャンネル1

(10BASE-5)

MEMOBUS イーサネット

MP2000

MP2200

MP2300

218IF-01上のイーサネットポート

MEMOBUS イーサネット

MPシリーズ イーサネット(拡張)

参照:MP シリーズ(拡張)ドライバについて



MPシリーズ(拡張)ドライバにつ いて

パススルー機能または以下のデバイスを使用する場合はMPシリーズ(拡張)ドライバを使用してください。MEMOBUSド ライバではこ れらの機能、エリアを使用することができません。

  • Sレジスタ(SW00000 - SW08191)

  • Oレジスタ(OB00000 - OB7FFFF、OW0000 - OW7FFF)

  • モーション系のパラメータ(IW8000 - IWFFFF、OW8000 - OWFFFF)

  • Mレジスタの拡張(MB40960 - MB65534F、MW32768 - MW65534のエリアが使用可能)

なお、MPシリーズ(拡張)ドライバではMEMOBUSドライバと比べて以下の制限があります。

  • MEMOBUSドライバと比べて通信速度が遅くなる

  • MPシリーズSIO(拡張)ドライバの接続可能台数は1台

  • MPシリーズイーサネット(拡張)ドライバの通信方式はイーサネット(UDP)のみ

note

イーサネット接続の場合、MEMOBUSイーサネットドライバとMPシリーズイーサネット(拡張)ドライバを併用すること で効率よく通 信することができます。

概要

同一の接続機器に対してMEMOBUSイーサネットドライバとMPシリーズイーサネット(拡張)ドライバの2ドライバで同 時に接続しま す。 MEMOBUSイーサネットドライバが通信できるデバイスはMEMOBUSイーサネットドライバで、それ以外のデバイスはMPシリーズイーサネット(拡 張)ドライバでアクセスすることにより効率よく通信させます。

設定

GP-Pro EXで2つのドライバを設定します。接続機器1にMEMOBUSイーサネット、接続機器2にMPシリーズイーサネット(拡張)を設定してください。以下の 点に注意してそれぞれの通信設定を行います。

  • [通信設定]の[ポート番号]は接続機器1と2で重ならないように設定します。重複を防ぐため、接続機器2のポー ト番号は[自 動割当]にすることをお薦めします。

  • [個別機器設定]ダイアログボックスの[IPアドレス]は同一の接続機器にアクセスするため、接続機器1と2で同 じIPアドレ スを設定します。なお、[機器別設定]の[機器名]は区別のため、「MEMOBUS1」、「MP1」などと設定することをお薦めします。

使用方法

アドレスを入力する際に[接続機器]から使用する接続機器を選択します。

MEMOBUSイーサネットドライバで通信できるデバイスの場合は「MEMOBUS1」を選択します。同様にMPシリーズ イーサネット (拡張)ドライバで通信できるデバイスの場合は「MP1」を選択します。