T.5.11 CANopenのマスター機器に接続しているすべての接続機器が通信しない

ネットワーク内のCANopenマスター機器に接続している接続機器がすべて通信しない場合の自己診断を行います。

ネットワーク全体の通信状態を確認します。

CANopen通信時のネットワーク全体の状態をチェックします。

1. オフラインモードに入り、項目切り替えスイッチから [周辺機器設定]をタッチします。

2. [周辺機器設定]が開くので[I/Oドライバ]をタッチし、[CANopenドライバ内蔵]をタッチします。

3. [I/Oドライバ]が開くので、[ネットワークチェック]をタッチします。
   

4. [ネットワークチェック]が開くので、ネットワークの[構成]と[状態]をランプで確認します。 (例 : 構成 : [マスター]、[各スレーブ設定を優先]、[マスター起動]、[スレーブ起動]、[SYNCプロデューサー]、状態 : [スレーブ無し]スレーブのケーブルが抜けている状態を表します。)
   [構成]と[状態]の各詳細については以下を参照してください。
   M.25.3.3 周辺機器設定 - ネットワークチェック
   

マスター側が受信できる状態になっていますか？

マスター側が通信できない状態になっている可能性があります。

以下の手順に従ってマスター側の状態をチェックし問題を切り分けます。

1. オフラインモードに入り、項目切り替えスイッチから [周辺機器設定]をタッチします。

2. [周辺機器設定]が開くので[I/Oドライバ]をタッチし、[CANopenドライバ内蔵]をタッチします。

3. [I/Oドライバ]が開くので、[マスターチェック]をタッチします。
   

4. [マスターチェック]が開くので、[マスター状態]と[通信状態]を確認します。 (例 : マスター状態 : [動作中]、通信状態 : [1スレーブ以上動作中]、[マスター動作中]マスターは正常に動作している状態を表します。) [マスター状態]と[通信状態]の各詳細については以下を参照してください
   M.25.3.1 周辺機器設定 - マスターチェック