22.1 設定メニュー

装置の意図しない動作または制御不能

  • Dスクリプト/グローバルDスクリプトでは、人命や重大な物的損傷にかかわる制御は決して行わないでください。

上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または物的損害を負う可能性があります。

Dスクリプトはお客様自身でプログラムできる簡易言語です。この機能を使うと、表示器内部で演算を行ったり、未対応の周辺機器と通信させたりできます。

Dスクリプトはベース画面に対して設定します。そのベース画面を表示中に条件をみてプログラムを実行します。

グローバルDスクリプトは表示画面に関係なく表示器が運転中、条件をみてプログラムを実行します。

拡張スクリプトは、より高度な通信プログラムを作成するために使用します。

条件付きで演算したい

概要 22.2 条件付きで演算したい

設定手順 22.2.1 設定手順 - 条件付きで演算したい

3秒後に自動で画面番号7に画面が切り替わるスクリプトを作成します。

 

データをまとめてコピーしたい

概要 22.3 データをまとめてコピーしたい

設定手順 22.3.1 設定手順 - データをまとめてコピーしたい

ビットアドレスM0100の立ち上がりを検出し、接続機器(PLC1)に格納されているデータをほかの接続機器(PLC2)へコピーするスクリプトを作成します。

 

エラーが発生すると警告を出したい

概要 22.4 エラーが発生すると警告を出したい

設定手順 22.4.1 設定手順 - エラーが発生すると警告を出したい

温度管理のシステムにおいて、接続機器からのエラービットM0001を検出し、温度情報格納アドレスD200が70度以上の場合と30度以下の場合にそれぞれの警告メッセージの表示を行います。また、エラーを検出した回数もカウントするスクリプトを作成します。

 

対応していない周辺機器と通信させたい

概要 22.5 対応していない周辺機器と通信させたい

設定手順 22.5.1 設定手順 - 対応していない周辺機器と通信させたい

バーコードをUSBに接続し読み取ったデータを、COM1に接続したシリアルプリンタへ出力する拡張スクリプトを作成します。

 

ほかのスクリプトを参照しながら入力したい

概要 22.6 ほかのスクリプトを参照しながら入力したい

設定手順 22.6.1 設定手順 - ほかのスクリプトを参照しながら入力したい

[Dスクリプト]ダイアログボックスで上下または左右に分割して2画面表示します。