どのアドレスのデータを、どのタイミングで何回分収集するのかを設定し、その設定で収集されるデータを1つのグループとして扱います。(「サンプリンググループ」と呼びます。)
1プロジェクトにサンプリンググループを最大64個まで設定できます。サンプリングする回数やアドレス数により、設定できるグループ数は異なります。
サンプリンググループが1つだけの場合、1回に収集できるデータ数(対象アドレス数)は、16ビット長で最大512個まで(32ビット長の場合は256個まで)です。
収集したデータはグループ単位で表示器画面上に表示したり、外部ストレージに保存できます。
使用できる外部ストレージは表示器の機種により異なります。
1.5 機種別サポート機能一覧
サンプリングデータの流れ
A:サンプリング
サンプリングしたデータは、表示器内部メモリ(バックアップメモリ(SRAM)またはワークメモリ)に保存されます。
[動作設定]タブの[サンプリングデータを保持する(SRAM使用)]にチェックを入れると、バックアップメモリ(SRAM)に保存されます。チェックを入れない場合はワークメモリに320Kバイトまで保存されます。
B:バックアップ
バックアップメモリ(SRAM)に保存されたサンプリングデータは、バイナリ形式のファイルとして外部ストレージにバックアップできます。指定した回数分のデータがバックアップメモリ(SRAM)に保存されると、自動的にファイル名を付けてファイル出力されます。
外部ストレージにバックアップすると、ヒストリカルトレンドグラフでさらに多くの過去データを表示できます。
C:CSV保存
サンプリングデータをCSV形式のファイルとして外部ストレージに保存します。
D:印字
サンプリングデータを印字します。
E:データ書込み
サンプリングデータを内部デバイスに書き込みます。これにより個々のデータを編集できます。
サンプリング設定の流れ