[動作設定]タブの拡張設定で[指定回数終了時に古いデータから上書きする]を指定していない場合、回数xブロック数分のデータの格納が終了すると、それ以降はサンプリング動作を行いません。サンプリングを再開するには表示器に格納されているサンプリングデータを消去する必要があります。
回数xブロック数分のデータの格納が終了すると、指定した[データフルビットアドレス]が自動的にONされます。このビットONを確認して[データクリアビットアドレス]をONしてください。
例)実行条件 : 時刻指定
回数xブロック数分のデータの格納が完了すると、表示器が[ブロック終了ビットアドレス]と[データフルビットアドレス]をONしにいきます。
[ブロック終了ビットアドレス]がONになります。
[データフルビットアドレス]がONになります。
[データフルビットアドレス]のONを確認して[データクリアビットアドレス]をONしてください。表示器がこれを認識してサンプリングデータの消去を開始します。
データ消去が完了すると、表示器が自動的に[データクリアビットアドレス]をOFFに戻します。
サンプリング動作を再開できます。先頭(「ブロック0」の1回目)から格納されます。
[データクリアビットアドレス]はON後すぐにOFF(またはOFFのあとすぐにON)すると正常に動作しません。接続機器(PLCなど)との通信方式がダイレクトアクセス方式の場合は通信サイクルタイムまたは50msのいずれか長いほう、メモリリンク方式の場合は50ms以上の時間、ビット状態を保持してください。