サーバパソコンでWindowsファイアウォールの設定が有効になっている場合は、表示器から接続できません。ファイアウォールを無効にしてください。
サーバパソコンと表示器のタイムアウト時間は約75秒固定です。サーバパソコンと接続できなかった場合75秒間は表示器が接続先を検索し、RPAウィンドウ表示器の表示は黒い画面表示になります。75秒以降には「サーバが見つからない。またはサーバに接続できません。」という内容のエラーメッセージが表示されます。
表示器がサーバパソコンへ接続を開始したのにも関わらず通信できない場合(サーバパソコンのIPアドレスが見つからない、ケーブルが抜けているなどの理由で)、最大75秒間は再度サーバパソコン接続の開始またはRPAウィンドウ入力操作ができません。
表示器とサーバパソコンが接続された後に(ケーブルが抜けたなどの理由で)通信できなくなった場合、接続を復旧してもRPAウィンドウの画面更新や入力操作ができません。これはサーバパソコン側のタイムアウト設定で接続がシャットアウトされるためです。この場合は表示器にサーバパソコン側のタイムアウトエラーも表示されないため、RPAウィンドウ表示器をOFFし、RPAの接続を終了します。再度RPAウィンドウ表示器をONし、接続してください。
表示器とサーバパソコンが接続された後に通信できなくなった場合、サーバタイムアウトの前に接続が復旧すれば画面更新や操作ができるようになります。ただし、接続されていなかったときの入力操作は、接続復旧後にサーバパソコンに送られます。
表示器とサーバパソコンが接続された後に通信できなくなった場合、RPAウィンドウの表示OFFはできますが、最大75秒間は他のサーバパソコンに対してもRPAウィンドウ表示器で表示することはできません。再度RPAウィンドウ表示器を起動すると、表示器上に「RPAサーバへの接続処理中です。」という内容のエラーメッセージが表示されます。
サーバパソコンに接続できないときにオフラインモードや画面転送(自動転送などでリセットにならない場合)に移行し、運転画面に戻ってもRPAへの接続開始から最大75秒間はサーバパソコンに接続できません。運転画面に戻り、RPAウィンドウ表示器を起動すると、表示器上に「RPAサーバへの接続処理中です。」という内容のエラーメッセージが表示されます。
サーバパソコンに接続できないときにオフラインモードの[メンテナンスメニュー]でLANの自己診断を実行した場合、RPAへの接続開始から最大75秒間はメニューボタンを押すとエラーメッセージが表示され、自己診断は実行できません。最初の接続を開始してから75秒経過したことを確認して、再度LANチェックを行ってください。
UltraVNCを使用した場合は、複数台の表示器から1台のサーバパソコンへ同時に接続することはできません。rdp2vncを使用した場合は複数台の表示器から接続できます。
rdp2vncを使用して複数同時接続を行う場合、サーバパソコン側のCPUやメモリにより、接続可能台数は異なります。以下を参考にしてください。
CPU |
メモリ |
同時接続数 |
---|---|---|
Pentium III 600MHz相当以上 |
256Mバイト以上 |
1台のみ |
Pentium D 840 (3.2GHz)相当以上 |
1Gバイト以上 |
5台まで |
Pentium D 840 (3.2GHz)相当以上 |
2Gバイト以上 |
10台まで |
Xeon 3.4 (2way)相当以上 |
4Gバイト以上 |
50台まで |