37.10 メールで表示器の情報を確認したい

概要

あらかじめメールの送信先アドレスや内容を登録しておくことで、任意のタイミングでメールを送信できます。

またアラーム機能やサンプリング機能と連動してメールを送信することもできます。

37.10.2 設定メニュー - E-mail機能

宛先

1度に送信したいメールアドレスを1つのグループとして登録します。送信先グループは255個まで登録できます。

 

メールの件名/本文

メール送信に使用される文字コードはUTF-8 (Unicode)です。

件名は499文字まで、本文は4999文字まで設定できます。

システム運転中にメールの内容を変更したい場合は、アドレスやシンボル変数を件名/本文に挿入することで間接指定します。挿入できるアドレスやシンボル変数は、件名で15個まで、本文で255個までです。

 

間接指定した場合の設定例

括弧[ ]でくくられた部分がアドレスやシンボル変数です。括弧記号 ”[”や ”]”を表すには、”[[”、 ”]]”と入力します。

件名

LineA - [w32s:Serial-number] & [w16u:Model-Number]

本文

Alarm is occurred.

Value is [w16u:[PLC1]D00100], bit is [b:[PLC1]X0001].

Please contact [[wstr:Support Center]].

 

送信されるメールのイメージ

件名

LineA - 12345678 & 31001

本文

Alarm is occurred.

Value is 80, bit is 1.

Please contact [Support Center].

 

添付ファイル

メールに添付できるファイル数は、ファイルサイズにより異なります。ファイル数は最大5個、ファイルサイズ合計は3600KBまでです。

ファイルサイズ合計の最大値を10KBから3600KBの範囲で設定してください。

 

37.10.1 開発の流れ - E-mail機能

37.12.4 E-mail機能の制限事項