外部ストレージを使用する際は、必ず次の制限事項もあわせてご確認ください。
5.6.3 外部ストレージを使用する際の制限事項
複数フォルダを使用する場合、フォルダは最大8999個まで登録できます。バックアップメモリ(SRAM)に格納できるのは1フォルダ分のみです。
1フォルダの容量はバックアップメモリ(SRAM)の最大容量(ファイリングデータのみを格納した場合の最大容量)までです。
作成したファイリングデータを外部ストレージに格納する場合も、外部ストレージのメモリ容量にかかわらず、1フォルダはバックアップメモリ(SRAM)の最大容量までです。
1フォルダにファイルを2048個まで設定できます。
1ファイルに設定できるブロック数は最大1650個までです。(設定したファイル数、データ数により最大数は変化します。)
1ブロックに設定できるデータ数は最大10000個(データが32ビット長の場合は5000個)までです。(設定したファイル数、ブロック数により最大数は変化します。)
転送するデータ数が多いほど接続機器への書き込みに時間がかかります。転送開始から転送処理が終わるまでに数十秒~数分かかる場合があります。
接続機器への書き込みを行っている間は、部品などの表示が更新されない、あるいは極端に遅くなる場合があります。また画面切り替えなどのほかの処理動作も遅くなります。
転送処理中に画面切り替えが発生した場合、部品などの画面情報の読み出し処理が行われるため、接続機器への書き込みが遅くなります。
接続機器のデバイス範囲を超えるデータを転送した場合はエラーとなり、転送は行われません。
1つの転送が完了してから次の転送を行ってください。完了前に次の転送が行われた場合(自動転送と手動転送を同時に行った場合など)、書き込みを行っている間は次の書き込みなどの操作が受け付けられない場合があります。
データの転送中にオフラインモードへの移行やプロジェクトの転送を行った場合は、途中までのデータしか転送されない場合があります。
バックアップメモリ(SRAM)に保存したデータは、次のタイミングで消去されます。
画面転送(プロジェクト送信)の実行時
オフラインモードで[ユーザーメモリの初期化]の実行時
オフラインモードで[バックアップSRAMの初期化]の実行時
特殊データ表示器[ファイリング]は、全画面上で[識別番号]を重複しないよう設定してください。
作成したファイリングデータは、ほかのプロジェクトで使用することはできません。
ファイリングデータを外部ストレージに作成した後で、以下を実施した場合には、外部ストレージのファイリングデータを保存しなおしてください。
プロジェクトの名前をつけて保存する
接続機器の追加/変更/削除
機器別設定で個別機器設定を追加/削除
個別機器設定でインポートしたデータを編集
ただし、転送設定で、[CF/SDカードのデータを転送する]にチェックを入れて転送すれば、CFカード/SDカードのデータは保存し直さなくても最新のデータが転送されます。