拡張レシピリストおよび拡張レシピデータリストはそれぞれ1画面上に1個のみ配置できます。
Pro-face Remote HMIを非同期モードで接続した場合、拡張レシピリストおよび拡張レシピデータリストを表示器とクライアントに同時に表示させることはできません。先に表示させた画面でのみ使用できます。
拡張レシピリストおよび拡張レシピデータリストをウィンドウ画面上に配置した場合は、レシピラベルおよび要素値の編集、絞り込み検索はできません。
レシピラベルおよび要素値の編集用キーボードや絞り込み検索時の条件入力用キーボードは、特殊ウィンドウまたはローカルウィンドウを使用して表示されます。すでに表示最大数分のウィンドウが表示されている場合は、編集や絞り込み検索ができません。他のウィンドウを閉じてから再度実行してください。
12.9 1画面に同時に表示できるウィンドウ枚数について
拡張レシピリストの[絞り込み検索/ソート]機能を有効にしていると、システム変数#H_RecipeControlSearchを使った検索結果が拡張レシピリストにも表示されます。ただし、表示される検索結果は最大64個、表示順序はレシピID順です。
[絞り込み検索/ソート]機能が使用できる機種は、以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
要素値を編集している間は、拡張レシピデータの受信およびインポートは行えません。
拡張レシピリストおよび拡張レシピデータリストと同じ画面もしくは画面呼び出先に以下の部品が存在する場合、部品の表示または編集機能が使用できません。
(拡張レシピリストおよび拡張レシピデータリストの編集機能は使用可能です。)
サンプリング表示器(編集機能を設定)
特殊データ表示器 - CSV表示
拡張レシピデータの受信/コピー/削除/保存/インポート/エクスポート、レシピラベルの編集中は以下の操作は行わないでください。
オフラインモードへの移行
プロジェクトの転送
表示器の電源OFFやリセット
拡張レシピリストおよび拡張レシピデータリストの編集中にセキュリティレベルを変更すると、編集はキャンセルされます。
共通設定[文字列テーブル設定]の[言語切替設定]ダイアログボックスで設定した言語と、拡張レシピグループの[ラベルの言語選択]ダイアログボックスで設定した言語が異なる場合、レシピラベルおよび文字列型データは文字化けして表示されます。
拡張レシピデータの転送/受信やインポート/エクスポートを行っている間は、部品などの表示が更新されない、あるいは極端に遅くなる場合があります。また画面切り替えなどのほかの処理動作も遅くなります。
インポート/エクスポートする拡張レシピデータのデータ形式がFloatの場合、読み込める文字列は6桁までです。6桁を超える場合、7桁目以降は保証されません。
例)10桁の拡張レシピデータの場合
1234567890 → 1.23457E+009 (1234570000)
100個以上のファイルが存在する出力先フォルダに拡張レシピデータをインポート/エクスポートする場合、処理が遅くなります。不要なファイルを削除してからインポート/エクスポートしてください。
[エディター用エクスポート]でエクスポートしたCSVファイルを編集しインポートする場合に以下の制限があります。
プロジェクトに存在しない配列シンボル変数を[アドレス]または[マップアドレス]に指定したCSVファイルをインポートした場合、最初に読み込まれる配列シンボル変数を格納できる要素数の配列シンボル変数が作成されます。例えば、レシピ要素1に割り当てられるアドレスにSymbolA[2]、レシピ要素2に割り当てられるアドレスにSymbolA[10]を指定した場合、要素数3の配列シンボル変数が作成されます。インポート後に配列シンボル変数の要素数を変更し、再度インポートしてください。
プロジェクトに存在する配列シンボル変数の要素数より大きな要素番号の配列シンボル変数を[アドレス]または[マップアドレス]に指定したCSVファイルをインポートした場合、インポートは実行されますが、プロジェクトの配列シンボル変数の要素数は変更されません。インポート後に配列シンボル変数の要素数を変更し、再度インポートしてください。