13.3.1 設定手順 - 複数のビットのON / OFFで切り替えたい(最大5ステート)

クレーンを移動させる方向(右、左、停止)とエラー通知ビットの状態を1つのランプで色分け表示する手順をご紹介します。すべてのビットがOFFの場合を含めた、合計5つの状態を表すことができます。

  1. [部品(P)]メニューの[スイッチランプ(C)]から[ランプ(L)]を選択するか、をクリックし、画面に配置します。

  2. 配置したランプをダブルクリックすると、設定ダイアログボックスが開きます。[詳細]をクリックします。

  3. [状態数]、[状態切替条件]を設定します。[状態数]を3以上に設定すると[状態切替条件]が設定できます。(例 : [状態数]5、[状態切替条件]各ビットで状態切替)

  4. [ビットアドレス1]を設定します。[アドレス入力]ダイアログボックスから接続機器、デバイスアドレスにX101を指定して[Ent]をクリックします。(例 : X101)

  5. 同様にして、[ビットアドレス2]~[ビットアドレス4]を以下のように指定します。
    (例 : [ビットアドレス2]X102、[ビットアドレス3]X103、[ビットアドレス4]M100)

     

    • 各[状態]は、それぞれのビットアドレスのON(1)/OFF(0)状態で定義されます。

      状態

      内容

      ビットアドレス4

      ビットアドレス3

      ビットアドレス2

      ビットアドレス1

      [状態0]

      0

      0

      0

      0

      [状態1]

      0

      0

      0

      1

      [状態2]

      0

      0

      1

      0

      [状態3]

      0

      1

      0

      0

      [状態4]

      1

      0

      0

      0

    • 複数ビットがONの場合、優先度の高いランプが表示されます。
      ランプの優先度は高い方から順に[ビットアドレス1]、[ビットアドレス2]、[ビットアドレス3]、[ビットアドレス4]です。

  6. [形状選択]でそれぞれの[状態]のランプ形状を選択します。

  7. [カラー]タブをクリックし、5つの状態ごとにランプの表示色をそれぞれ指定します。[状態選択]で[状態0]を選択し、[表示カラー]を以下のように指定します。
    [状態0]は指定したビットアドレスがすべてOFFの状態です。

  8. [状態選択]で[状態1]を選択し、[表示カラー]を指定します。[状態1]は指定したビットアドレスX101がONの状態です。

  9. 同様に、[状態2]~[状態4]の[表示カラー]を指定します。

    • 形状によっては、色の設定方法が上記手順と異なるものがあります。[形状選択]をクリックすると[状態選択ウィンドウ]が表示されますので、それぞれの状態を選択して[開く]をクリックし、お好みの形状と色を選択します。

    • 形状によっては、色を変更できないものがあります。

  10. [銘板]タブをクリックし、ランプ部品の上面に表示される銘板を指定します。フォントやサイズを指定して四角枠のフィールドに表示させる文字を入力し、[OK]をクリックします。

    • ランプを選択して[F2]キーを押すと、銘板の文字列を直接編集できます。