13.6.1 設定手順 - ワードアドレスのデータ変化によって切り替えたい

数値0~255を指定したワードアドレスに格納することで、ランプの状態を変化させることができます。

ここでは、ワードアドレス(D100)のビット0~ビット7のそれぞれのON/OFF状態の組み合わせ(256通り)を、1つのランプで色分け表示する手順をご紹介します。

  1. [部品(P)]メニューの[スイッチランプ(C)]から[ランプ(L)]を選択するか、をクリックし、画面に配置します。

  2. 配置したランプをダブルクリックすると、設定ダイアログボックスが開きます。[詳細]をクリックします。

  3. [ワードアドレス]をクリックし、[状態数]、[状態切替条件]を設定します。[状態数]を3以上に設定すると[状態切替条件]が設定できます。
    (例 : [状態数]256、[状態切替条件]データで状態切替)

  4. [ワードアドレス]にランプの色分けを表示するアドレスを設定します。(例 : D100)

  5. [形状選択]でそれぞれの[状態]のランプ形状を選択します。

  6. [カラー]タブをクリックし、状態ごとにランプの表示色をそれぞれ指定します。[状態選択]で[状態0]を選択し、[表示カラー]を以下のように指定します。
    [状態0]は指定したビットアドレスがすべてOFFの状態です。

     

    • 各[状態]は指定したワードアドレスの下位8ビット(ビット0~ビット7)のON(1)/OFF(0)状態で定義されます。

      状態

      内容

      ビット7

      ビット6

      ビット5

      ビット4

      ビット3

      ビット2

      ビット1

      ビット0

      [状態 0]

      0

      0

      0

      0

      0

      0

      0

      0

      [状態 1]

      0

      0

      0

      0

      0

      0

      0

      1

      [状態 2]

      0

      0

      0

      0

      0

      0

      1

      0

      [状態 3]

      0

      0

      0

      0

      0

      0

      1

      1

      [状態 4]

      0

      0

      0

      0

      0

      1

      0

      0

      [状態 5]

      0

      0

      0

      0

      0

      1

      0

      1

      [状態 6]

      0

      0

      0

      0

      0

      1

      1

      0

      [状態 7]

      0

      0

      0

      0

      0

      1

      1

      1

      [状態 8]

      0

      0

      0

      0

      1

      0

      0

      0

      [状態 9]

      0

      0

      0

      0

      1

      0

      0

      1

      [状態 10]

      0

      0

      0

      0

      1

      0

      1

      0

      [状態 11]

      0

      0

      0

      0

      1

      0

      1

      1

      [状態 12]

      0

      0

      0

      0

      1

      1

      0

      0

      [状態 13]

      0

      0

      0

      0

      1

      1

      0

      1

      [状態 14]

      0

      0

      0

      0

      1

      1

      1

      0

      [状態 15]

      0

      0

      0

      0

      1

      1

      1

      1

      [状態 16]

      0

      0

      0

      1

      0

      0

      0

      0

      [状態 17]

      0

      0

      0

      1

      0

      0

      0

      1

      :

      :

      :

      :

      :

      :

      :

      :

      :

      [状態 255]

      1

      1

      1

      1

      1

      1

      1

      1

    • 各ビットが、設定した[状態選択]以外の状態になる場合、ランプは正常に表示されません。例えば、[状態数]が3の場合、[状態0]~[状態2]までの3パターンの設定ができますが、ビット1、2をONしていると設定外の[状態3]に該当するため、ランプの状態は前の状態のままです。

  7. [状態選択]で[状態1]を選択し、[表示カラー]を指定します。[状態1]は指定したワードアドレスD100のビット0がONの状態です。

  8. 同様に、[状態2]から[状態255]の[表示カラー]を指定します。

    • 形状によっては、色の設定方法が上記手順と異なるものがあります。[形状選択]をクリックすると[状態選択ウィンドウ]が表示されますので、それぞれの状態を選択して[開く]をクリックし、お好みの形状と色を選択します。

    • 形状によっては、色を変更できないものがあります。

  9. [銘板]タブをクリックし、各状態に表示される銘板を指定します。フォントやサイズを指定して文字を入力し、[OK]をクリックします。

    • ランプを選択して[F2]キーを押すと、銘板の文字列を直接編集できます。