13.5.1 設定手順 - ワードアドレスのビット変化によって切り替えたい(ビット指定)

接続機器(PLCなど)に接続している機器のエラー情報をワードアドレス(D100)のそれぞれのビットに割り付け、エラーが発生すると、割り付けられたビットにより1つのランプで色分け表示する手順をご紹介します。

  1. [部品(P)]メニューの[スイッチランプ(C)]から[ランプ(L)]を選択するか、をクリックし、画面に配置します。

  2. 配置したランプをダブルクリックすると、設定ダイアログボックスが開きます。[詳細]をクリックします。

  3. [ワードアドレス]をクリックし、[状態数]、[状態切替条件]を設定します。[状態数]を3以上に設定すると[状態切替条件]が設定できます。
    (例 : [状態数]17、[状態切替条件]各ビットで状態切替)

  4. [ワードアドレス]にランプの色分けを表示するアドレスを設定します。(例 : D100)

  5. [形状選択]でそれぞれの[状態]のランプ形状を選択します。

  6. [カラー]タブをクリックし、17個の状態ごとにランプの表示色をそれぞれ指定します。[状態選択]で[状態0]を選択し、[表示カラー]を以下のように指定します。
    [状態0]は指定したビットアドレスがすべてOFFの状態です。

     

    • 各[状態]はそれぞれのビットアドレスのON(1)/OFF(0)状態で定義されます。
       

      状態

      内容

      [状態0]

      すべてのビットが0

      [状態1]

      ビット0のみ1

      [状態2]

      ビット1のみ1

      [状態3]

      ビット2のみ1

      [状態4]

      ビット3のみ1

      [状態5]

      ビット4のみ1

      [状態6]

      ビット5のみ1

      [状態7]

      ビット6のみ1

      [状態8]

      ビット7のみ1

      [状態9]

      ビット8のみ1

      [状態10]

      ビット9のみ1

      [状態11]

      ビット10のみ1

      [状態12]

      ビット11のみ1

      [状態13]

      ビット12のみ1

      [状態14]

      ビット13のみ1

      [状態15]

      ビット14のみ1

      [状態16]

      ビット15のみ1

      :

      :

      [状態32]

      ビット31のみ1

    • 複数のビットが同時にONする場合、「ビット0」→「ビット15」の順にランプ表示します。

  7. [状態選択]で[状態1]を選択し、[表示カラー]を指定します。[状態1]は指定したワードアドレスD100の「ビット0がON」の状態です。

  8. 同様に、[状態2]から[状態16]の[表示カラー]を指定します。

    • 形状によっては、色の設定方法が上記手順と異なるものがあります。[形状選択]をクリックすると[状態選択ウィンドウ]が表示されますので、それぞれの状態を選択して[開く]をクリックし、お好みの形状と色を選択します。

    • 形状によっては、色を変更できないものがあります。

  9. [銘板]タブをクリックし、各状態に表示される銘板を指定します。フォントやサイズを指定して文字を入力し、[OK]をクリックします。
     

    • ランプを選択して[F2]キーを押すと、銘板の文字列を直接編集できます。