[接続機器の変更]ダイアログボックスで[アドレス変換を指定して変更]をクリックすると次のようなダイアログボックスが表示されます。機種変更の際にアドレス変換範囲を指定することができます。
変更前
接続機器変更前の接続機器メーカー名とシリーズ名を表示します。
変更後
接続機器変更後の接続機器メーカー名とシリーズ名を表示します。
タイプ
変換アドレスタイプを[ワード]、[ビット]のどちらかで表示します。
変換前先頭
アドレス一括変換前のデバイスアドレスの先頭値を表示します。
変換前終了
アドレス一括変換前のデバイスアドレスの終了値を表示します。
変換後先頭
アドレス一括変換後のデバイスアドレスの先頭値を表示します。
追加/編集
アドレス変換パターンの内容に新規の設定を加えたり(追加)、編集したり(編集)します。次のようなダイアログボックスが表示されます。
アドレスタイプ
変換するアドレスの種類を[ビット]、[ワード]から選択します。
変換前
接続機器変更前の接続機器メーカー名とシリーズ名を表示します。
先頭
変換元の接続機器と先頭アドレスを設定します。
終了
変換元の接続機器と終了アドレスを設定します。
変換後
接続機器変更後の接続機器メーカー名とシリーズ名を表示します。
先頭
変換先のデバイスアドレスの先頭を設定します。
削除
アドレス変換パターンの内容を削除します。
エクスポート/インポート
アドレス変換パターンの内容を読み込んだり(インポート)、出力(エクスポート)したりします。
インポート
あらかじめCSV形式でアドレス変換パターン登録ファイルを作っておきます(エクスポートを参照)。
別プロジェクトでアドレス変換パターン登録ファイルをインポートすれば利用できます。
インポートするCSVファイルは、アドレス変換パターンのフォーマットに合わせてください。フォーマットが一致しない場合は正常にインポートされません。
インポートするCSVファイルの区切り文字に合わせて[区切り文字設定]を指定してください。
登録したアドレス変換パターンを外部記憶メディアに別ファイル(CSV形式)で保存(エクスポート)できます。
保存した登録ファイルは、Microsoft Excelなどの表計算ソフトで登録内容を編集できます。
アドレス変換パターンが1件以上の場合に設定できます。
エクスポートしたCSVファイルはMicrosoft Excelなどの表計算ソフトで編集することもできます。
CSVファイルへの出力サンプル
エクスポートデータのCSVフォーマットは以下のように表示されます。
エクスポートする前のアドレス変換パターン
上記のファイルをエクスポートしたCSVファイル(カンマ区切り)
Pattern List
File Version,1,0
OMR_CSIO
MIT_ACPU
0,[PLC1]DM0200,[PLC1]DM0300,[PLC1]D0100
0,[PLC1]DM0300,[PLC1]DM0400,[PLC1]D0200
1,[PLC1]TIM0100,[PLC1]TIM0300,[PLC1]TS0200
Pattern List
Key Name*1
File Version
ファイルのバージョン情報。
ファイルをエクスポートすると自動的に設定されます。
OMR_CSIO
変更元ドライバ
MIT_ACPU
変更先ドライバ
0,[PLC1]DM0200,[PLC1]DM0300,[PLC1]D0100
[タイプ]*2、[接続機器名]変換元先頭アドレス、[接続機器名]変換元終了アドレス、[接続機器名]変換先先頭アドレス
0,[PLC1]DM0300,[PLC1]DM0400,[PLC1]D0200
[タイプ]*2 、[接続機器名]変換元先頭アドレス、[接続機器名]変換元終了アドレス、[接続機器名]変換先先頭アドレス
1,[PLC1]TIM0100,[PLC1]TIM0300,[PLC1]TS0200
[タイプ]*2、[接続機器名]変換元先頭アドレス、[接続機器名]変換元終了アドレス、[接続機器名]変換先先頭アドレス
上記の CSV ファイルを表形式で表現すると以下のようになります。
*1 アドレス変換パターンの CSV ファイルであることを識別するためのマジックテキストです。
*2 [ワードアドレス ] : 0、[ ビットアドレス ] : 1