制限事項
- 通信設定を行う場合、[通信方式]は表示器のシリアルインターフェイスの仕様を確認し、正しく設定してください。
シリアルインターフェイスが対応していない通信方式を選択した場合の動作は保証できません。
シリアルインターフェイスの仕様については表示器のマニュアルを参照してください。
- [通信速度]に2400など低い通信速度を設定すると、表示器の起動時に通信相手がパケットを送信中の場合にパリティエラーが発生する可能性があります。
- イーサネット通信の通信設定を行う場合、表示器のポート番号に「8000~8019」を設定しないでください。「8000~8019」は初期状態で表示器のシステムが使用します。
システムが使用するポート番号はオフラインモードの「イーサネット設定」で設定できます。詳細は保守/トラブル解決ガイドの「イーサネット設定」を参照してください。
- [イーサネット(TCP)]で[タイムアウト]の値を初期値より大きくした場合、設定値より早くエラーが表示される可能性があります。
- [イーサネット(TCP)]で[ポート番号]の[自動割当]をチェックしたまま[イーサネット(UDP)]に変更した場合、エラーが表示される可能性があります。[イーサネット(UDP)]に変更する前に[自動割当]のチェックを外してください。
- WinGP使用時にIPCまたはPC/AT互換機上でWinGP以外のアプリケーションが動作している場合は、[タイムアウト]に、WinGP以外のアプリケーションが動作する時間よりも大きな値を設定してください。タイムアウトエラーおよび受信データ異常エラーが発生する可能性があります。
- 接続機器とシリアル通信を行うにあたってフロー制御を行わない場合は、表示器が起動後に通信を始めてください。通信エラーが発生する原因になります。
- WinGP以外の機種で[イーサネット(UDP)]を使用して1:n接続で通信する場合、接続していない機器が存在すると、接続している機器でも通信エラーが発生する可能性があります(エラーコード R*xx083。xxは不定。*にはH、J、K、Mのいずれかが入る)。この問題を回避するには、接続していない機器に対する通信スキャンを停止してください。システム変数([PLC*]#H_ScanOffControl)をONにすると通信スキャンが停止します。[PLC*]#H_ScanOffControlの詳細はリファレンスマニュアルの「ビット型 - #Hシステム変数」を参照してください。