Windows®のタスクスケジューラおよびCamera-Viewer EXの起動オプションを使用すると、表示器に接続されたビデオカメラの映像を録画予約できます。
録画予約を設定するユーザーがパソコンにログオンしていなくても、録画予約を実行させたい場合は、録画予約を設定するユーザーに対して、[バッチジョブとしてログオン]ポリシーを適用させる必要があります。
[バッチジョブとしてログオン]ポリシーは、[ローカルセキュリティ設定]ウィンドウの[ローカルポリシー]にある[ユーザー権利の割り当て]から選択できます。
[ローカルセキュリティ設定]ウィンドウは、[コントロールパネル]ウィンドウから[管理ツール]-[ローカルセキュリティポリシー]の順にダブルクリックすると表示できます。
設定手順(Windows XPの場合)
Windows XPを例に設定手順を説明します。
[コントロールパネル]ウィンドウから[タスク]をダブルクリックします。
[タスク]ウィンドウが表示されますので、[スケジュールされたタスクの追加]をダブルクリックします。
[タスクウィザード]ダイアログボックスが表示されますので、[次へ]をクリックします。
一覧から[Camera-Viewer EX]を選択して、[次へ]をクリックします。
タスクの名前を任意で入力し、録画予約を実行するタイミングを任意で選択してから、[次へ]をクリックします。
録画予約を実行するタイミングの選択内容によっては、詳細設定を入力するダイアログボックスが表示されます。
録画予約を実行するユーザーのユーザーアカウントおよびパスワードを入力し、[次へ]をクリックします。
[[完了]をクリックしたときに詳細プロパティを開く]にチェックを入れて、[次へ]をクリックします。
タスクのプロパティダイアログボックスが表示されますので、[実行するファイル名]に"Camera-Viewer
EX.exe" /Rec <Camera-Viewer EXの設定ファイル> [[オプション]..]を入力して、[OK]をクリックします。
(入力例:"Camera-Viewer EX.exe" /Rec C:\Machine.CMVE /OffTimer=60)
<Camera-Viewer
EXの設定ファイル>および[[オプション]..]に入力する内容の詳細は以下を参照してください。
4.13.1
起動オプションの書式
[アカウント情報の設定]ダイアログボックスが表示されますので、録画予約を実行するユーザーのユーザーアカウントおよびパスワードを入力し、[次へ]をクリックします。
設定手順(Windows 7 / Windows Vistaの場合)
[コントロールパネル]ウィンドウから[システムとメンテナンス]-[管理ツール]の順に選択し、[タスクスケジューラ]をダブルクリックします。
管理者のパスワードを求められた場合は、パスワードを入力してください。
プログラム実行の確認を求められた場合は、[続行]をクリックしてください。
[タスクスケジューラ]ウィンドウが表示されますので、[操作]メニューから[基本タスクの作成]を選択します。
[基本タスクの作成ウィザード]ダイアログボックスが表示されますので、タスクの名前を任意で入力し、[次へ]をクリックします。
録画予約を実行するタイミングを任意で選択し、[次へ]をクリックします。
録画予約を実行するタイミングの選択内容によっては、詳細設定を入力するダイアログボックスが表示されます。
[プログラムの開始]を選択し、[次へ]をクリックします。
[参照]をクリックし、[開く]ダイアログボックスでインストール先のCamera-Viewer
EX.exeを指定します。[引数の追加]に/Rec <Camera-Viewer EXの設定ファイル> [[オプション]..]を入力して、[次へ]をクリックします。
(入力例:/Rec C:\Data\Machine1.CMVE /OffTimer=60)
<Camera-Viewer
EXの設定ファイル>および[[オプション]..]に入力する内容の詳細は以下を参照してください。
4.13.1
起動オプションの書式
[[完了]をクリックしたときに、このタスクの[プロパティ]ダイアログを開く]にチェックを入れ、[完了]をクリックします。
タスクのプロパティダイアログボックスが表示されますので、[全般]タブで[ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する]を選択し、[OK]をクリックします。
[タスクスケジューラ]ダイアログボックスが表示されますので、録画予約を実行するユーザーのユーザーアカウントおよびパスワードを入力し、[OK]をクリックします。