※※※※※※※※※※※※※ GP-Pro EX V2.00 ※※※※※※※※※※※※※※※※※ 2007年 2月 15日 株式会社 デジタル はじめに この度は、GP-Pro EXをご購入いただき誠にありがとうございます。 GP-Pro EXは、グラフィック操作パネルGP3000シリーズ用画面データ作成 ソフトウェアです。 Windowsの環境を生かした操作性及び高機能を実現しています。 目次 (0)不具合改修情報 0-1 本体上の不具合改修 (1)インストール時の注意事項 インストール終了後、再起動を促すメッセージが表示されますが、その際に、 ”いいえ”を選択し再起動せずにそのまま使用すると、USB転送ケーブルが 正しく認識されませんので、USB転送ケーブルを使用する際には、必ず再起動 してから使用してください。 (2)新規追加機能 (3)不具合改修情報 3-1 エディタの不具合改修 3-2 本体上の不具合改修 3-3 通信ドライバの不具合改修 (4)すでに確認されている問題 4-1 エディタの各種制限事項 4-2 本体上の各種制限事項 4-3 コンバータ上の各種制限事項 4-4 動画コンバータ上の各種制限事項 4-5 WinGPの各種制限事項 (5)バージョン エディタ :Ver.2.00.100 ランタイム :Ver.2.0.0 OSコア :Ver.2.1.0 メモリローダ :Ver.2.0.1 WinGPランタイム:Ver.2.0.1 =============================================================================== (0)不具合改修情報 =========V2.00.100================================================ 0-1 本体上の不具合改修 <メモリローダ>      ・OSコアV1.7.5〜V2.0.0がインストールされている大型のAGPに OSコアV1.7.4以前    が入っているメモリローダを使用してダウンロードを行うとAGPが起動しない場合    がありました。 (2)新規追加機能 ・以下の機種を新たに追加しました。 LT-3201A PS-3651A PS-3650A PS-3700A PS-2000B AGP-3200T AGP-3200A AGP-3510T AGP-3560T ・GP3000シリーズと同等機能をIPC上で動作させるWinGPをサポート、あらゆる用途 にご利用いただけるマルチプラットフォーム環境をご提供します。 Pro-Server EXとのプログラムレス通信が可能で、開発しやすいソフトウェアを、 ご提供します。APIで他アプリケーションとの連携が可能になります。 ・Control機能を止めることなく、Run中にプログラム編集が可能になり、メン テナンスが簡単になります。 ・エディタの使い勝手が向上し、開発しやすくなります。 ・GP3000シリーズとPCをEthernetで接続し、PCの画面をGP3000シリーズ上に表示 します。離れた場所にある上位のPC画面をモニタするだけでなく、操作すること も可能です。 ・表示器やPLCを接続しなくても、デバイスの値を任意に変更し、画面のシミュレー ションが可能、開発やメンテナンスが簡単です。 ・アラーム履歴やファイリングデータなどの保存は、今までCFカードを利用して いましたが、USBメモリでも実現可能です。 ・ラダーモニタ(三菱電機PLC Qシリーズ)を実現、表示器の画面を止めることなく ラダーの確認ができ、トラブル時にもラダーの状況確認が簡単に行えます。 ・デバイスモニタを実現、開発やメンテナンスが簡単です。 ・新規プロトコルを追加し、既存プロトコルのバージョンアップを実施、プロトコ ルが充実します。 ・イメージファイルの提供と、イメージの透かし表示に対応、綺麗な画面が簡単に 作成できます (3)不具合改修情報 3-1 エディタの不具合改修 <文字列> ・キリル文字の入力文字数の換算を、エディタ上では2文字で換算していました。 ・テキストエディタで半角文字を含めて文字を設定すると、文字の途中で改行する 場合がありました。 ・文字列テーブルで言語設定ダイアログを開いて閉じるだけで文字列が削られて しまう場合がありました。 ・画面上ではキリル文字は半角で表示されるにも関わらず入力画面では全角で表示 されていました。 ・文字列のプロパティウィンドウで表示言語を変更すると強制終了する場合が ありました。 ・直接文字列で“g”と入力すると、“q”と表示される場合がありました。 <コントロール> ・アドレス方式時にビット変数型のロジックアドレスを画面で使用すると、不正な アドレスになる場合がありました。 ・配列要素数2〜4の配列全体をオペランドに割り付けている命令をモニタリング すると強制終了する場合がありました。 ・画面一覧ウィンドウにて「ロジック画面」「I/O画面」の項目にフォーカスを 合わせてEnterキーを押下すると強制終了する場合がありました。 ・NSET命令で「64/01/01」以降の日付をモニタリングする不正な現在値が表示 されていました。 ・モニタステップに移行すると、それまで編集していたプロジェクトの次回プロジ ェクト送信時に転送設定に関わらず、必ずプロジェクト全転送になっていました。 ・上位バージョンで転送したAGPをモニタリングすると強制終了する場合があり ました。 ・ロジックプログラム上の分岐をマウスにて選択し、右クリックから削除すると 強制終了する場合がありました。 ・配列要素数1の変数をモニタリングすると現在値が「0」と表示されていました。 ・LAN通信にてAGPと接続している場合に、モニタステップに移行すると強制終了 する場合がありました。 ・セキュリティ設定を使用しない設定にした状態でモニタセキュリティ設定を任意 のレベル設定にしたプロジェクトに対してモニタリングが行えませんでした。 ・ファイリング動作設定操作中にモニターモード失敗すると内容が消えてしまい ました。 ・FLEX NETWORKドライバのS-No.設定で不正な値を入力してもエラーとならない場合が    ありました。 ・先頭が全角数字となるタイマ変数を割り付けたTON命令をロジックプログラム上で    コピー&貼り付けすると強制終了する場合がありました。 <機器変更> ・接続機器を変換後、USRエリアのアドレスが-Undefine-になる場合がありました。 ・接続機器を変換後、拡張SIOスクリプトが消えてしまう場合がありました。 ・接続機器を変換後、メモリリンクのみのプロジェクトでLSデバイスが残って しまう場合がありました。 <Dスクリプト> ・実行式のエリアに全角で文字を入力中に最右の×を押すと、強制終了する場合が ありました。 ・メモリリンクが絡む接続機器の変更を実施すると、LSデバイスが存在するスクリ プトが正しく変換されませんでした。 ・置換を行うと強制終了する場合がありました。 ・ユーザ定義関数で後から名称を変更すると相互参照のチェックに引っかりません でした。 ・グローバルDスクリプトで「アドレス入力」リンクラベルを押下したままドラッグ すると、数値入力コントロールをクリックしても正しく動作しませんでした。 ・韓国語入力が正常にできない場合がありました。 <部品> ・図形表示器で登録した破線が、再読み込みすると実線表示になっていました。 ・図形表示器で状態選択のドロップダウンリストに異なるリストが表示される場合 がありました。 ・VMユニット表示器のビデオ番号が1に戻ってしまう場合がありました。 ・部品一覧画面で2つ以上の銘板が表示されませんでした。 ・プレーンパーツの外枠がエディタとAGPで異なっていました。 ・ワードスイッチのランプ機能で状態2以上を使用すると強制終了する場合が ありました。 ・データ表示器の文字列表示設定で不要にクロスリファレンスにアドレスが表示 される場合がありました。 ・データ表示器の文字列表示設定でシンボルを設定した場合の、連続デバイス 表示が正しく表示されていませんでした。 ・メッセージ表示器のテキスト表示で画面データ一覧にアドレスが不要に表示 される場合がありました。 ・ファイルマネージャと数値表示器を配置した場合に、エラーにならない場合が ありました。 ・プロジェクトコンバータで変換したグラフ部品がコピー&ペースト出来ません でした。 <編集操作> ・複数コピーをするとアドレス加算が指定どおりに行われない場合がありました。 ・複数コピーをすると配置位置が1ドットずれる場合がありました。 ・接続機器を2台設定状態で他プロジェクトからのコピーを行うと強制終了する場合 がありました。 ・画面削除のUndo後にイメージ配置の参照先がなくなる事がありました。 ・画面をコピーし同画面に貼り付けた場合にUndoするとイメージ配置の参照先が なくなる事がありました。 ・フローティングしているシステム設定ワークスペースからの操作で強制終了する 場合がありました。 ・部品一覧ビューでUndo時に強制終了する場合がありました。 ・グリッドからずれて配置されてしまう場合がありました。 <文字列テーブル> ・CSVデータをインポートすると文字が左による場合がありました。 ・言語切替設定ダイアログ操作中に強制終了する場合がありました。 ・文字列の換算方法に問題があった為、不正なCSVファイルがインポートできて しまい、修正すると強制終了する場合がありました。 <サンプリング> ・サンプリングブロック印字ができませんでした。 ・文字列の換算方法に問題があった為、過去のプロジェクトを読み込んだ場合に 強制終了する場合がありました。 <その他> ・Rockwell Automation, Inc. のEtherNet/IPを含めて複数プロトコル設定にした 場合は通信エラーになる場合があります。 ・Rockwell Automation, Inc. のEtherNet/IPでコントロールタグを何も設定して いないプロジェクトをオープンできませんでした。 ・Profibus-DPアドレス変更後、終了する操作を繰り返すとエディタが起動できなく なる場合がありました。 ・PCの環境を日本語OSで地域言語をチェコ語にするとエディタが起動できません でした。 ・エディタのメニューを英語にした場合に、アラームメッセージで中国語(繁体字) が表示されませんでした。 ・部品のシェイプブラウザが頻繁に再表示かかると強制終了する場合がありました。 ・プリンタ設定のIPアドレスコントロールにて問題がありました。 ・画面情報の一覧でヘッダフッタが印刷されませんでした。 ・出力先フォルダで設定されているCFカードフォルダが存在しない場合に、 プロジェクト保存ができませんでした。 ・1Mバイト以上のイメージ登録したビットマップがエディタ上で表示されません でした。 ・パッケージ登録した部品の文字列がにじんだように表示されていました。 ・モノクロの表示器に変更してもシェイプブラウザの表示がカラーで表示される 場合がありました。 ・操作設定タブを非アクティブでビュー切替を行うと本体設定−操作設定− システムパスワードの設定が初期値に戻ってしまいました。 ・アラームの自動割付ダイアログでアドレスがリセットされる場合がありました。 ・CSVデータ転送のファイル一覧のリスト表示項目にCSVファイルデータが 表示されない場合がありました。 ・動画設定(動画ファイル、再生リスト)が存在する場合に別名でプロジェクト ファイルを保存できませんでした。 ・OS言語設定を言語設定の無いOSにしたとき、ファイリングデータをCFカードに 追加しようとすると強制終了する場合がありました。 ・画面呼び出し時の容量が、送信データ容量と画面情報での容量が異なって いました。 ・部品一覧画面で2つ以上のステートの銘板が表示されませんでした。 ・アラーム設定で入力可能状態のメッセージ欄が半角1文字分左にずれる場合が ありました。 ・「画面データ一覧」にシンボルのアドレス情報が表示されていませんでした。 ・IOIファイルを削除後再インポートすると、設定していたウォッチドックタイマ アドレスが書き換わる場合がありました。 ・モニタモードに以降後、通信エラーが発生した後に、そのまま転送モードに移行 すると強制終了する場合がありました。 <転送> ・保持転送を行うと非保持型のタイマ変数およびカウンタ変数の設定値が0クリア されていました。 ・保持転送を行った後に通常の自動転送を行うと、保持転送を行わない設定に しているにも関わらず、保持型変数の保持が行われる場合がありました。 ・CFカードデータを含むプロジェクトを受信すると、受信先のフォルダと プロジェクトの情報に差異が生じる場合がありました。 ・イーサネット転送時に、すべてのボタンが操作不能になることがありました。 ・CFカードフォルダ内のデータがAGPのCFカードへ送信できない場合がありました。 ・比較ツールで正しく比較できない場合がありました。 <コンバータ> ・ロジックプログラムでLS/LSS変数を使用していた場合、不正なアドレスに なっていました。 ・ロジックプログラムで使用しているLS/LSS変数全体に変数コメントを付加して いた場合コンバート後のプロジェクトをエディタで開くことができませんでした。 ・トレンドグラフ内のコントロールワードアドレスにコントロール変数が割りつけ られているプロジェクトにおいて正常にコンバートが行えませんでした。 ・チャンネル設定がない、折れ線画面が正常にコンバートが行えませんでした。 ・I/Oドライバターミナルにビット変数を257点以上割り付けていると正常に コンバートが行えませんでした。 ・#IOStatusの配列全体を論理演算命令のオペランドに割り付けている場合に 正常にコンバートが行えない場合がありました。 ・GP機種を選択しているプロジェクトをコンバートした後、AGPに転送すると AGP前面のLEDが点滅していました。 ・PID命令の設定データ(出力上限値など)に負の数が設定されていた場合に正常に コンバートが行えていませんでした。 ・PID命令の第1オペランドに整数定数が割り付けられている場合に正常に コンバートが行えていませんでした。 ・コンバート後にアドレス一括変換を行うとファイルの保存ができませんでした。 ・コンバート後に同様のイメージ部品を登録すると、同じ大きさに登録できません でした 3-2 本体上の不具合改修 <スイッチ> ・画面切り替え直後にインターロックスイッチが配置されているスイッチをタッチ するとインターロック状態でも動作してしまう場合がありました。 ・特定のスイッチをウィンドウの画面外に配置しウィンドウを表示したときに塗り こみ漏れが起こっていました。 ・反転表示設定しているスイッチをウィンドウ表示と同時にタッチしたときに反転 状態のままになってしまう場合がありました。 <データ部品> ・数値表示器にてアドレスタイプをアドレス指定にしデータ形式を32bitとした時 USR29998、29999を参照することができずエラーが表示される場合がありました。 ・数値表示器の入力許可を有効にし、ビットによる起動に設定して起動ビットを画 面切替前にセットしたときに入力モードに切り替わらない場合がありました。 ・日付表示器を回転して設定した場合に正しく表示されない場合がありました。 ・統計値表示器をfloatに設定し負数を格納するとパーセントの値が100を超えてい ました。 <図形表示器> ・CF画像表示で指定したファイル名に「表」の漢字を使用しているファイルが表示 されませんでした。 ・ON/OFF表示設定で消去動作を有効にしたときに、呼び出したベース画面に文字列 テーブルの文字列を配置して表示させた後、消去すると文字列分のエリアが黒で 塗りつぶされていました。 ・移動表示で塗り込み多角形を使用した図形を表示させた場合に正しく表示しない 場合がありました。 <アラーム履歴> ・SRAM使用量の計算がエディタと異なっていました。 ・プリンタ設定をテキストASCIIモードに設定し一括印字を実行すると最終行の印字 が繰り返し印字され、印字が終了しない場合がありました。 <アラームサマリ> ・メッセージ登録をしていない場合に、サマリ部品を設定していると画面表示時に ハングアップしていました。 <流れアラーム> ・流れアラームの文字が潰れたように表示されてしまう場合がありました。 <サンプリング> ・サンプリング-ブロック印字にてサンプリングしていない状態でブロック印字を行 うとサンプリング回数分印字してしまう場合がありました。 ・サンプリング動作のクリア時に通信エラーが発生する場合がありました。 ・サンプリングCSV保存の自動保存時に保存は完了しますが、ステータスが書き込み エラーになる場合がありました。 ・CSV保存の自動保存が、データフルビットアドレスが設定されていない場合に実行 できていませんでした。 ・サンプリングで複数グループを設定している場合にシステム設定のデータ保存で GP-PRO/PB V 専用折れ線グラフデータ(互換用)または、データサンプリングの データ(互換用)を実行したときに保存サイズが大きくなる場合がありました。 <ヒストリカルトレンドグラフ> ・AGP3300シリーズでノーマル設定でスクロールが発生した場合に表示しない場合が ありました。 ・ノーマル設定でチャンネル設定に未設定のアドレスがある場合にスクロールした 後に画面切替して折れ線グラフの画面に戻ると折れ線データが正しく表示され ない場合がありました。 ・入力表示設定でビット長を1ビットにし、入力符号を2の補数に設定した場合に 正しく表示できていませんでした。 ・サンプリング数、表示データ数、スクロール数が同じ設定をしているときに過去 表示モードに切り替えて、そのまま「戻る」を実行しても動作しない場合があり ました。 ・サンプリング数、表示データ数、スクロール数が同じ設定をしているとき、一度 スクロール後、サンプリングを止めた場合に過去表示モードに切り替えて再度 過去表示モードを解除すると勝手にスクロールされてしまっていました。 ・ベース画面9000番代にマーク画面などの画面呼び出しを設定し、さらに別の画面 に呼び出した場合に、折れ線グラフデータ内の再描画処理が動作しない場合があ りました。 <データ一括表示グラフ> ・チャンネルデータ格納アドレスに0をセットして、表示を実行すると折れ線グラフ の更新が止まり、更にシステムエラーとなる場合がありました。 ・スケール表示の場合に表示範囲外のデータを表示した場合に正しく表示できない 場合がありました。 <Dスクリプト> ・グローバルDスクリプトで不正なアドレスを設定した場合に通常転送モードに移行 するはずが移行できていませんでした。 <動画表示器> ・表示モードを内蔵VMにして画面切り替えを行い再度動画表示部品を表示した時に 動画再生が出来なくなる場合がありました。 ・CFカードからの再生で早送り再生した場合にコマ送りのように再生される場合が ありました。 ・再生リストの動画再生中にファイルマネージャからの再生ができていませんでした。 ・ファイルマネージャの動画選択でFTPに設定している場にIIS設定を一時停止した 状態でアクセスするとハングアップしていました。 <VMユニット> ・ビデオウィンドウの間接指定で表示したウィンドウの座標を変更するとシステム エラーが発生するか再起動してしまう場合がありました。 <レシピ> ・CSVデータ転送機能でファイル削除に失敗したときのエラーステータスが 「8:ファイル削除エラー」になっていませんでした。 ・条件動作で32ビットを指定して1024個以上のデータを設定している場合に1025個 目以降のデータが違う値でセットされていました。 ・CSVデータ転送機能で「アドレス動作」で32ビット符号ありに設定して、PLC->CF を実行すると符号なしで書き込まれていました。 ・CSVデータ転送表示器でCFカードが挿入されていない場合にステータスにエラーを セットしない場合がありました。 <CSV表示器> ・スタンバイモードの画面切替後にファイルマネージャ表示中にCSV表示器を編集 モードにすると、編集モードに切り替わらずに別の画面に切り替わっていました。 <ファイルマネージャ部品> ・ファイル操作の「CF<-->USBストレージ」にてUSBストレージ内のファイル表示時 のエラーメッセージ位置が不正でした。 ・縦型時のファイル操作の「CF<-->USBストレージ」にて削除を取り消したときの メッセージの一部が更新されていませんでした。 ・ファイル操作の「CF<-->USBストレージ」にて読取専用ファイルの削除時のエラー メッセージが不正でした。 <画面切替> ・メモリリンク接続の場合に、ホストから強制画面切替を解除するときに解除でき ない場合がありました。 ・「前画面に戻るスイッチ」で、スタンバイ画面に指定された画面へ画面切り替え が起きることがありました。 <ストロークフォント> ・ストロークフォントを使用し表示更新を頻繁に行うとハングアップする場合が ありました。 <イメージ表示> ・イメージファイルのCFカードから呼び出した場合に、表示更新が非常に遅い場合 がありました。 <バーコード> ・バーコードリーダで連続してバーコードを読み出すと稀に先頭1桁目を読み込まな い場合がありました。 <プリンタ> ・プリンタをUSBで接続して印刷中にケーブル抜き差しを行い、印字キャンセルを実 行すると再度印字できなくなる場合がありました。 <システムメニュー> ・システムメニューのタッチ入力が効きにくい場合がありました。 <接続機器設定> ・接続機器設定で接続可能台数のトータル数が64以上を設定したプロジェクトデー タをダウンロードするとハングアップしていました。 <LANポート> ・LANポートが正常に初期化できなかった場合に画面表示が出来ない場合がありまし た。 <前面LED> ・コントロール機能が停止している状態では緑点滅していますが、消灯しているタ イミングで自動転送して運転モードに切り替わるとLEDが点灯していませんでした。 <バックライト切れ検出> ・バックライト切れを検出したときにスタンバイモードなどで表示OFFになったと表 示ONしたときに、バックライトが正常点灯できる状態になった場合でも、前面LED が橙色になったままになっていました。 <転送> ・画面データが存在しない場合に自動転送を行い、転送モードに移行した時に画面 転送をキャンセルすると「プロジェクトデータに異常があります」のメッセージ を表示していました。 <ロジック> ・PID命令の出力設定を「ユーザ設定:0-4095」にした場合と「固定設定:0-4095」に した場合で動作が異なっていました。 ・H/W電源ON時の動作設定とシステム変数の値が異なってしまう場合がありました。 <ロジックモニタ> ・アドレスモニタで配列変数を表示するとAGPが操作不能となってしまう場合が ありました。 ・ロジックモニタ表示中にスタンバイモード画面切り替えの場合に画面切り替え後 の画面にラダーが表示されていました。 ・ロジックモニタ画面に移行する際のパスワード入力画面が表示されている状態で エディタより転送を行うとAGPが操作不能となっていました。 ・強制画面切替中でもロジックモニタ画面に移行できていました。 ・コントロールの"RUN/STOP"切り替えボタン表示が不正となることがありました。 <I/Oドライバ> ・FLEX NETWORK接続時にエラーが発生し、その復旧をした際に本体のエラーLEDが    消灯しない場合がありました。 ・FLEX NETWORKの高速カウンタユニット「FN-HC10SK41」を設定してAGPを起動すると 「カウンタ通信エラー」が発生していました。 <オフライン> ・運転モードからオフラインに移行したときに時計データずれる場合がありました。 ・周辺機器設定のUSB情報にUSB-SIO変換ケーブルが表示されていませんでした。 ・画面キャプチャ中にオフライン移行したときにハングアップする場合がありました。 ・ビデオ表示状態調整画面の文言を修正しています。 ・SRAMデータの初期化後にSRAMデータをCFカードに出力して、そのままSRAMに書き 戻すとエラーになっていました。 <メモリローダ> ・中型機種で英語表示にした場合にシステム情報の表示画面全般において、":"が表 示されませんでした。 ・出荷状態(OSコアV1.5.0以前のバージョン)でCFメモリローダが起動していませ んでした。 ・システム情報表示で接続機器を複数設定したプロジェクトを確認するとシステム エラーが発生する場合がありました。 ・一度アップロードした後にもう一度[開始]ボタンを押した時に上書き確認の メッセ ージウィンドウの[X]ボタンを押すとアップロードを開始していました。 ・読取専用のファイルが削除できていました。 ・システム情報表示の画面に切り替えるとハングアップする場合がありました。 ・DIOのI/Oボード内蔵のAGP(AGP3***-D81)を選択しているプロジェクトから作成 したバックアップデータをソース型DIOボード内蔵のAGPへCFカードからダウン ロードできませんでした。 3-3 通信ドライバの不具合改修 <通信ドライバ> 三菱電機(株) -FX シリーズ CPU 直結 ・拡張ファイルレジスタの読出しを行っていた場合、不正なデータが表示される 場合がありました。 ・タイマ/カウンタ接点の読出しの値が正常に表示しない場合がありました。 -QUTE シリーズ CPU 直結 ・タイマ接点またはタイマコイルの値が正常に表示しない場合がありました。 ・通信エラー(接続機器からの応答がない)になる場合がありました。 -Q シリーズ CPU 直結 ・サポート外のCPUを接続した場合、通信エラーが表示されない場合がありました。 -QnA シリーズ CPU 直結 ・タイマ接点またはタイマコイルの値が正常に表示しない場合がありました。 オムロン(株) -C/CV シリーズ 上位リンク ・38400以上の通信速度の設定に対応しました。 横河電機(株) -パソコンリンク SIO -パソコンリンク イーサネット ・モーメンタリスイッチを押すとアドレスの異なるランプが一瞬ONされる場合が ありました。 (株)日立産機システム -Hシリーズ SIO ・Hシリーズ SIOドライバをGPのCOM1とCOM2で同時起動すると応答異常エラーを 表示する場合がありました。 Rockwell Automation, Inc. -EtnerNet/IP ・Structureが削除出来ませんでした。 ・IOIファイルが大きい場合、アドレス入力ウィンドウの表示が遅くなる 場合がありました。 ・IOIファイルの構造体設定箇所で、予め定義されている構造体名を選択すると 入力箇所がグレーアウトになる場合がありました。 ・IOIファイルサイズの制限を変更しました。 -DH-485, DF1 ・ProServerEXからビットアドレスをモニターすると、不正にビットがON/OFF していました。 -DH-485, DF1, Ethernet/IP ・PLC-5のFloatデバイスのL/Hに誤りがありましたので修正しました。 -DF1 ・通信速度38400bpsで通信した場合、表示更新が遅い場合がありました。 Siemens AG -SIMATIC S7 MPI 直結, SIMATIC S7 3964(R)/RK512, SIMATIC S7 イーサネット ・ProServerEXからビットアドレスをモニターすると、不正にビットがON/OFF していました。 -SIMATIC S7 MPI 直結 ・アラームが不正に発報する場合がありました。 ・PROFIBUS Networkに複数の機器を接続した場合、通信できない場合がありました。 PROFIBUS International -PROFIBUS DP スレーブ ・ダイレクトI/Oのインプット、アウトプットを0ワードに設定するとGPが フリーズする場合がありました。 ・ProServerEXからビットアドレスをモニターすると、不正にビットがON/OFF していました。 (4)すでに確認されている問題 4-1.エディタの各種制限事項 エディタ機能における本バージョンの既知の問題、制限事項です。 <編集操作> ・検索後、対象オブジェクトをグループ化すると、検索一覧から編集できなく なります。再度検索を実施してください。 ・検索ワークスペースで、不正アドレスを入力後、検索を実施すると強制終了する 場合があります。 ・部品に固定ピンの設定をしても、保存後プロジェクトをオープンしなおすと 設定がオフされてしまいます。 ・縦型機種で、イメージ配置の変換元イメージファイルを変更すると、90度回転さ れて登録されてしまいます。再度新規配置を実施してください。 ・画面数が非常に多いプロジェクトで、エラーチェックを実施した場合に、エラー が検出できない場合があります。 <部品> ・特定のランプでエディタ上で正しく表示されないものがあります。 ・タンクグラフでフラスコ型の図を選択すると正しく描画できません。 ・円・半円及びメーターグラフの目盛りの描画がずれる場合があります。 <データ表示器> ・「デバイス&アドレスコード」格納アドレス数がダイアログ上で正しく表示され ない場合があります。 <転送> ・転送中にAGPがオフライン等に移行し通信が行えなくなった場合、回線状況に よってはタイムアウトが起こらない場合があります。 ・タイミングによっては、中断ボタンが効かない場合があります。 ・比較ツールで正しく違いが判別できない場合があります。 <コンバータ> ・3万文字以上のスクリプトが正しくコンバートできません。 ============================================================================= 4-2.本体上の各種制限事項 本体上における本バージョンの主な既知の問題、制限事項です。 <データ表示器> ・日付/時間表示器で秒設定まで設定し、且つサイズを固定サイズの8×13、13×23 ドットの場合に右端に1ドットの線が表示されます。 <ヒストリカルトレンド> ・スクロールした場合にデータの再描画処理に時間がかかっており、このときに通 信が一時的に遅くなる場合があります。 <Dスクリプト> ・Dスクリプトで常時読み出すデバイスとして「リアル変数」が指定できない仕様で すがエラーメッセージが表示されません。 <動画保存> ・FTP保存を長時間行うと保存に失敗する場合があります。 <レシピ> ・CSVデータ転送のPLC->CFを実行すると通信が一時的に止まります。 <動画表示器> ・FTPサーバが停止または一時停止している状態でファイルマネージャからFTPの動 画ファイルを再生しようとしても動画表示器側のステータスにエラーがセットさ れません。 <RPA> ・USBキーボードとポップアップキーボードを併用した場合にCapsLockをON状態で ポップアップキーボードの入力が正しくありません。 ・ポップアップキーボードで、CapsLockをON状態のとき、[Ctrl]+α、[Alt]+α のキー入力が、[Shift]+[Ctrl]+α、[Shift]+[Alt]+αとなります。 αは任意のキー入力です。 <ストロークフォント> ・欧米、タイ語のストロークフォント、飾り文字を太字とした時に6,16,17,18ドッ トで太字で表示されない。 <エラーメッセージ> ・エラーメッセージの途中に半角スペース文字が余分に入る場合があります。 <転送> ・レシピのデータをPLCに転送中にプロジェクトデータの転送を実行すると転送に 失敗します。 ・AGP3200シリーズでプロジェクト転送を「自動」に設定している時に再起動する 場合があります。 <通信ドライバ> -C/CV シリーズ 上位リンク ・TIMアドレスを数値表示器(データ形式DEC)で表示すると、GP2000シリーズと異な る値で表示されます。GP2000シリーズでは、BCD値が表示されますが、GP3000シリ ーズでは、DEC値が表示されます。 ============================================================================= 4-3.コンバータ上の各種制限事項 コンバータ機能における本バージョンの既知の問題、制限事項です。 <ロジック> ・ロジックプログラム上の命令で各命令オペランドの変数タイプが異なる場合は、 コンバート時にすべて同一の変数タイプに変換されます。 ・DIOドライバおよびユニワイヤドライバはすべてFLEX NETWORKドライバに コンバートされます。 ・ロジックプログラムおよび画面上で使用されているLS変数はすべてLSデバイスに コンバートされます。また、LS変数の16〜31番目のビット参照およびバイト参照、 ワード参照は未定義シンボルとしてコンバートされます。 ・PID命令に割り付いている整数配列変数はPID変数にコンバートされます。 また、その整数配列変数のビット参照は未定義シンボルとしてコンバートされます。 ・「配列」「ワード参照」「バイト参照」「ビット参照」の要素に整数定数または 整数変数以外を使用した場合、オペランドは未定義シンボル変数としてコンバー トされる。 (例:整数配列[整数配列[定数]]、整数変数.W[整数配列[定数]]、整数変数.B [タイマ.ET]、整数変数.X[カウンタ.CV]) ・GP機種設定がLTシリーズのプロジェクトはコンバートできません。 ・同名のシンボルと変数が存在するプロジェクトは正しくコンバートできません。 ============================================================================= 4-4.動画コンバータ上の各種制限事項 動画コンバータ機能における本バージョンの既知の問題、制限事項です。 <映像設定ダイアログ> ・映像設定ダイアログで、「ビットレート」の設定は4294967294以下に設定して ください。 「ビットレート」に4294967294を越える値を入れた場合、フレーム数が不正な 値になり正常な値を設定できなくなることがあります。 この場合、動画コンバータを再起動して、再度設定してください。 なお、デフォルト値はフレーム数 29.97 fps、ビットレート 384000 bps です。 <言語設定> ・以下の部分は、動画コンバータの言語設定によらず、使用OSの言語で 表示されます。 ・変換リストからの削除確認ダイアログにおけるキャンセルボタン ・言語設定確認ダイアログにおけるキャンセルボタン ・ファイル選択ダイアログ ・ファイル設定ダイアログで、日本語表示では矢印で表示されている部分が、 英語表示では縦棒二本で表示されます。 <ログ表示> ・ログには、変換開始、変換終了、中断の各操作の日時が記録されます。 変換エラーについてはログには記録されません。 ・メニューから「変換開始」を行った場合、変換開始がログには記録されません。 ・拡張子 LOG にアプリケーションの関連付けがされていない場合、 メニューから「ログ表示(V)」を選択してもログが表示されません。 拡張子 LOGにメモ帳などのアプリケーションを関連付けしてください。 ============================================================================= 4-5.WinGPの各種制限事項 <Pro-Server EXのインストール> WinGPをインストールしているIPCにPro-Server with Pro-Studio for Windows またはPro-Server EXをインストールする場合は、WinGPが正常に動作しない場合が あります。 各動作は以下のとおりです。 (1)Pro-Server with Pro-Studio for Windowsをインストールしようとした場合 Pro-Server with Pro-Studio for Windows、WinGP共に動作しなくなります。 WinGPがインストールされているIPCにはPro-Server with Pro-Studio for Windowsをインストールしないでください。 (2)Pro-Server EX Ver1.10未満をインストールしようとした場合 Pro-Server EX Ver1.10未満のインストーラ起動直後に以下のようなエラー メッセージが表示され、インストールを行うことができません。 Pro-Server EXはインストールされていなくてもエラーメッセージでは以下の ように表示されます。 「異なるバージョンのPro-Server EXがインストールされています。先に異な るバージョンのPro-Server EXをアンインストールしてからインストールして ください。」 <API通信> Windows XP SP2にてAPI通信を利用する場合、Windows Updateにて次のパッチを 必ず当ててください。 「Windows XP Service Pack 2 用更新プログラム (KB884020)」 もし、当てていない状態でAPI通信を利用すると、正常に動作する状態であるにも 関わらず、エラーが発生します。 <通信ドライバ> ・WinGPにてイーサネットのUDP通信を行う場合、他のアプリケーションの負荷により 通信エラー(受信データ異常)が出る場合があります。 その場合は、受信タイムアウト時間をデフォルト(3秒)より大きく設定してください。 注意:この資料の一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 ※※※※※※※※※※※※※※ リリースノート 終了 ※※※※※※※※※※※※※※