※※※※※※※※※※※※※※※※※※ GP-Viewer EX V1.00.200 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 2008年 3月27日 株式会社 デジタル はじめに この度は、弊社商品をご購入いたいだき誠にありがとうございます。 GP-Viewer EXは、表示器の画面をパソコン上で表示し、操作できるアプリケーションです。 (1)動作環境 Windows 2000(SP3,SP4) Windows XP(SP2) Windows Server 2003(SP2) (2)対象表示器 ネットワーク・インタフェースを持ち、GP-Pro EX V2.10で編集した 画面プロジェクトが転送された表示器(サーバ)に対して接続できます。 なお、機種の詳細は、オペレーションマニュアルをご参照ください。 (3)改修履歴 V1.00.200で改修された問題点: 1. 「システムエリア先頭アドレス」を設定していると同じ接続機器の一部のPLCデバイスへの 書き込みが行われません。 V1.00.100で改修された問題点: 1. ”サンプリング設定”→”動作設定”の”データフルビットアドレス”、 又は”ブロック終了ビットアドレス”を使用している場合、 各ビットONのタイミングで2回連続してONされます。 2. ビットスイッチの”グループ機能”で”自動OFF付きグループ”を使用している場合、 画面同期の設定であっても、GP-Viewer EXの終了時に自動OFF動作が実行されてしまいます。 3. CPU100%の状態が続くとアプリケーションが無応答状態になったり、 アプリケーションエラーが発生したりする事があります。 4. 以下のような操作で高速でデータの読み込み/書き込みを行うと、 CPU使用率が上昇して、3の問題が発生します。 ・ワードスイッチで”データ加算”や”データ減算”等を選択して、 かつ”連続加算機能”にチェックをいれる。 そのスイッチを画面上でクリックし続けると、CPU使用率が上昇します。 ・アラームの”各アラーム登録でデータ取得”を設定している状態で 発報デバイスを、同時に変化させて、一度に大量のデバイスの読み込みを行う。 (4)制限事項 1.縦型表示には対応していません(画面が回転しません)。 2.画面タイトルにマルチバイト文字を使用している場合、 画面切り替えダイアログで正しく表示されない事があります。 3.復旧したエラーの表示は消えません。 画面切り替え時消去のみ有効です。 4.数値表示器/文字列表示器において、アドレスタイプに”デバイスタイプ&アドレス”を 指定して、モニターワードアドレスに接続機器(PLC)を使用するとエラーが発生します。 5.数値表示器/文字列表示器において、アドレスタイプに”デバイス”もしくは ”デバイスタイプ&アドレス”を指定すると、接続直後に、 サーバと異なる表示をする事があります。 6.接続中のアラームの発報/復旧の時刻は、ビューア(PC)時刻になりますので、 サーバと時差がある場合は、ビューア時刻とサーバ時刻が混在して表示されます。 なお、画面の更新ボタンを押すと、アラームデータをすべて再取得するので、 すべてサーバ時刻に訂正されます。 7.画面モードが非同期の状態で データ一括表示グラフのコントロールワードをビューア側で操作して、 ”表示”、”クリア”、”クリアして再表示”を指示すると 指定した動作を繰り返す状態になります。 この状態からの回復方法としては、画面を同期モードにして、サーバ画面を データ一括表示グラフが存在する画面に切り替えてください。 ビューアから一括表示グラフの操作は、コントロールワードへ書き込むのではなく、 ビューアのメニュー:”更新”→”一括表示グラフ”配下の ”表示”、”クリア”、”クリアして再表示”の項目を選択して行ってください。 8.強制画面切り替えに関しては未サポートです。 強制画面切り替えが有効の間でも、ビューアからタッチによる画面切り替えは可能です。 9.グローバルウインドウの設定が”間接”で、かつデータ形式が”BCD”の場合は、 以下の制限事項があります。 画面モードが非同期の場合は、 グローバルウインドウのX座標、Y座標をボタンで加算、減算して 移動させるような処理は、正しく動作しません。 10.高速で複数のビットをON/OFFすると、ビューアにビットのON/OFFの変化が 到着しない事があります。 また、高速で画面切り替えを行うと、ビューアにデバイスの変化が 到着しない事があります。 この現象によりビューア側でサーバと異なる表示をしたり、音声が再生されたりしますが、 画面を切り替えることで復旧できます。 (5)オペレーションマニュアル補足 1.セキュリティレベルを0にする方法 ユーザID/パスワードを空白にして、OKボタンを押すと、 セキュリティレベルを0にする事が出来ます。 (ビューアデータ読み込みにセキュリティ設定がされていると出来ません) 2.特殊リレーエリア(LS2071〜LS2074,LS2078〜LS2095)に対する ビューアからの書き込みは、出来ません。 3.既にオープンしている設定ファイルに対して、開いたり、 別ファイルを上書き保存したりすることは出来ません。 4.画面モードが非同期でも、ビューアとサーバが同じ画面を表示していると、 トリガー/Dスクリプトが実行されて、サーバ画面が切り替わる事があります。 (この時、非同期のためビューアはサーバ画面が切り替わった事に気付きません。) ビューア切断前には、"サーバ表示画面に切り替える"を押して、 サーバ画面を確認してください。 5.設定ファイルの保存先のパス長が長い場合は、OSのパス長制限により、 外部ストレージ内データの取得に失敗します。 設定ファイルは、パス長の短い所に置いてください。 注意:この資料の一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※ リリースノート 終了 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※