※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ GP−PRO/PBV C−Package03 SP1     ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※           2004年10月1日           株式会社 デジタル はじめに この度は、GP-PRO/PBV C-Package03をご購入いただき誠にありが とうございます。 GP-PRO/PBV C-Package03は、グラフィック操作パネルGP70,77R, GP2000,ST,LTシリーズ、及びGLC100,300,GLC2000シリーズ用画面 データ作成ソフトウェア「GP-PRO/PBV for Windows V7.12」 (以下「PRO/PBV V7.12」)及びGLC100,300,GLC2000,LTシリーズ専 用ラダープログラム作成ソフトウェア「Pro-Control Editor V5.10」 (以下「Pro-Control V5.10」)を一体化したソフトウェアです。 Windowsの環境を生かした操作性及び高機能を実現しています。 ============================================================== 目次 ============================================================== 0.不具合改修一覧 0-1.GP-PRO/PBV 不具合改修一覧 0-2.Pro-Control 不具合改修一覧 1.当バージョンの新機能 1-1.新規対応通信プロトコル 1-2.GP-PRO/PBV バージョンアップ項目 1-3.Pro-Control バージョンアップ項目 ============================================================== 不具合改修一覧 ============================================================== 0-1.GP-PRO/PBV 不具合改修一覧 /-- PRO/PBV V7.12--/ 1.GP-PRO/PBV V7.11にて「CFメモリローダツール」で作成した BK****.memファイルをGP2000シリーズへダウンロードするとGPが ロックしてしまう。 /-- PRO/PBV V7.11--/ 1.対象機種がLT TypeCの時にプロジェクトの保存を行うと プロトコル名が表示されない事や他のプロトコル名が表示 される事がある。 2.257画面以上あるテキスト画面を分割してエクスポートする際、 CSVファイルに保存されない場合がある。 3.「転送設定」においてセットアップの方法を「強制セットアップ」 にした時、GLC100に拡張機能(コントロールシステム)が転送され ない。 4.GP577に対してGLC300で作成したプロジェクトが転送出来る。 転送を行うと表示タイプがGLC300に変わる。 5.テキスト画面表示中に画面エディタを最小化した後、最大化 するとテキスト画面が編集中となり文字が全て消える。 6.GP2000シリーズでサウンドを連続再生すると、音が途切れるこ とがある。 7.ベース画面において、ランプ等を画面呼び出ししている画面で 別の画面を開くと部品のステートが正しく表示されない場合が ある。 8.接続機器をRockwell(Allen-Bradley)社製PLC「AB SLC500 DH485」 に設定した際、Dスクリプトを用いた画面を呼び出している ベース画面を開くとエディタが強制終了する。 9.「文字列コンバータ」においてWnn変換が正常に行われない。 10.複数のX画面をマルチランゲージ化している際、ツールバーの 「次の画面を開く」ボタンで画面を表示すると、 「他言語入力支援」のチェックが外れて、表示文字が化ける。 11.タグや部品等の「複数コピー」ダイアログにおいて、 「コピー数」「コピー方向」を変更すると、コピー可能な数が デフォルトの数になる。 12.Qタグにおいて、ブロックを使用しない場合、「累積時間」と 「発生回数」の全クリアが機能しない。 13.「画面のハードコピー有り」を選択して印刷を行うとQタグの 情報が「ブロック1」と表示されずに「アクティブ」と表示される。 14.「他プロジェクトからの画面コピー」にてテキスト画面をコピー すると画面オフセットを指定していても同じ画面番号として コピーされる。 15.サンプリングデータと折れ線グラフ表示を併用すると、 折れ線グラフの過去データ表示が最初の部分しか表示出来ない。 16.部品やタグの「間接設定」にシンボルを設定して「直接設定」 に戻した場合、シンボルを削除しても転送準備を行うと再度 シンボルが作成される。 17.階層表示プロジェクトマネージャにおいてテキスト画面の 更新がされないことがある。 18.GP上で半角文字奇数個と全角文字を混ぜたテキスト画面を 表示させると、表示エリア外に数文字分黒く表示され、 画面切り替えを行っても表示が残ったままになる。 19.「アドレス一括変換」において、1つのアドレスしか変換対象 に指定していないにも関わらず、そこから連続する アドレスも変換される。 20.「ロギング設定」の「表示設定」ダイアログにて 「データ形式」のアドレスが前回に設定した数値に更新していない。 21「プロジェクトマネージャ」の階層表示において、複数ベース画面 を作成し、1画面を選択後、「名前の変更」を選択し他の 画面番号をクリックするとコメント欄などに、不明な文字が 表示される。 22.「プロジェクトマネージャ」の階層表示において、 「ユーティリティー」-「文字列テーブルコンバータ」を選択後、 「閉じる」ボタンを押すとDatabaseフォルダがハイライトになる。 23.英語OSのPCにてGP2300SのCF起動システムを作成すると日本語の 起動システムがCFカードに保存される。 24.ST402にてPLCタイプがSiemensAG/S7MPIのとき、拡張SIOスクリプト プロトコルを選択、通信方式をRS422(2線式)に設定して再確認 すると通信方式がRS422(4線式)とデフォルト表示になる。 25.GP-270の画面データをC-Package02以降のバージョンで開くと、 画面サイズが大きくなり、プロパティの画面サイズが100%を 超えることがある。 26.ST400にて2ポートアダプタ2を使用する際、GPシステム設定で ”2ポートアダプタ+GPH”を選択して「OK」すると、 「設定しても動きません。」と警告が出る。 27.接続機器を日立製作所 HIDIC-S10αを選択時、シミュレーション を実行する際に32ビットデバイスをGP上から書き込みを行うと L/Hが逆になる。 28.COM1以外でのシミュレーションを行う事が出来ない。 29.テキスト画面に入力する際、「マルチランゲージを使用する」に チェックするとエディタでの文字列テーブル番号の表示が 正しく表示されない。 30.「プロジェクトマネージャ」の階層表示において、プロジェクトが 無い状態で「簡易通信設定」のボタンを押すとエディタが強制終了する。 31.「設定値表示器」において、入力開始「タッチ」にチェックし ポップアップを「無し」にチェックして配置しても「部品一覧」 ではポップアップ「有」になる。 このときにUタグでキーボードを配置することが出来ない。 32.GLCに対して1000ファイルのCSVデータを転送する事が出来ない。 33.アドレス一括変換において、一括変換の時間が非常に長くなる ことがある。 34.テキスト画面でのマルチランゲージ対応においてXタグを設定 すると文字が化ける事がある。 35.STにおいて、シリアルでの自動転送が出来ない。 36.GLCに対して画面の受信を行った際、ロジックプログラムデータ の受信が出来ないことがある。 37.「設定値表示器」のポップアップキーボードの配置位置指定を行って いる場合、Dスクリプトを用いると強制終了する。 0-2.Pro-Control 不具合改修一覧 /-- Pro-Control V5.10--/ 1.配列変数をドラッグ&ドロップにてI/O設定に割り付けることが 出来てしまう。更に変数の属性が「入力/出力」に変わる。 2.固定変数モード時に、部分インポートを行うと変数を作成する 事が出来てしまう。 3.固定変数モード時に、配列の要素に変数を作成する事が 出来てしまう。 4.JMP命令のオペランドに存在しないラベルを割り付けた後、 JSR命令に置き換える。そのラベル名でサブルーチンを作成すると 「正しいサブルーチン名ではありません。」という エラーメッセージが出る。 5.Editorの右側に向かってドラッグ&ドロップすると、 表示されていない部分までスクロールする。 6.ホイールマウスを用いてエディタ画面がスクロールする事が 出来ない場合がある。 7.LTのオフラインにおいて、「コントローラ設定2」の中の 「予約」の文字がずれて表示される。 8.GLCラダーモニタにおいて、配列及びX/B/W指定の括弧内に タイマ・カウンタ変数を使用した場合に変数名及び変数値が 正しく表示されない。 9.GLCラダーモニタにおいて、検索機能のメッセージ表示中に GLCラダーモニタのスイッチ(終了ボタン)及び ラング番号表示ボタンを押すとGLCラダーモニタ画面 でロックする。 10.RAD命令とTAN命令において、導通していないにも関わらず #Overflowフラグをクリアする。 11.LTにおいてリセット後、#FaultRungの値がクリアされない。 12.SCL/SCRにおいて1ビットシフトと32ビットシフトの際、 キャリーが変化しない。 =============================================================== 1.当バージョンの新機能 =============================================================== --------------------------------------------------------------- 1-1.新規対応プロトコル (1)東芝シュネデールインバータ (2)日立製作所SV10シリーズイーサーネット (3)富士重工Micrex SXシリーズ (4)横河電機FCN/FCJシリーズ --------------------------------------------------------------- 1-2.PRO/PBV バージョンアップ項目 (1)「設定値表示器」と「数値表示器」へのタイムベース機能対応 ・SIEMENS社製PLCのS5タイムベース機能を対応しました。 (2)CFカードへの部分書込み機能 ・CFカード内のファイリングデータ(CSVファイル)への 部分書込み機能を対応しました。 (3)ST402の拡張SIO機能 ・ST402においても拡張SIO機能を対応しました。 (4)画面情報文字の色指定機能 ・「環境設定」ダイアログにてタグ名、ID番号とアドレスの色を 変更することが出来ます。 その他詳細についてはマニュアルを参照して下さい。 --------------------------------------------------------------- 1-3.Pro-Control バージョンアップ項目 (1)ラングの折り返し機能 ・ラングが長くなりすぎて画面内に収まらない時、ラングを次の行に 折り返します。 (2)ファンクションキー機能 ・メインウィンドウ上でファンクションキーを押下することにより メニュー、ツールバーの機能を呼び出します。 (3)新規命令追加 ・SCL命令を追加しました。 その他詳細についてはマニュアルを参照して下さい。 注意:この資料の一部または全部を無断で使用、複製することは できません。 ※※※※※※※※※ ReadmeH.TXT 終わり ※※※※※※※※※※※